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フードアレルギーの犬のご飯を手作りにする効果と方法

♦皮膚/アレルギー

犬に食物アレルギーで市販のフードがなかなか合わないということは多いと思います。

それで手作り食へと移行した、またはこれから手作りを考えている飼い主さんもいらっしゃるでしょう。

私も手作りとフードを半々にしています。

手作りと言うと何だかとても大変な印象もありますが、それほど凝るわけでなければ簡単ですよ。

今回は、アレルギーの犬への手作り食の有効性や方法をご紹介してみたいと思います。

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犬の食物アレルギーの原因はドッグフードにあることが多い

犬のアレルギーは食べ物によるものと環境によるものの2種類があります。

アレルギーの原因・アレルゲンは、血液検査で調べることができます。

【アレルギー検査の参考記事】

病院で犬のアレルギー検査にかかる費用はどのくらい?

アレルゲンさえわかれば、そのアレルゲンとの接触をしないようにすればアレルギー症状の改善も期待できます。

食物アレルギーの場合は、フードやおやつの内容を見直ししなければなりません。

ところが、例えば「鶏肉」のアレルギーがあることがわかり、フードのメイン食材を鶏肉以外のものに変更したとします。

それでもアレルギーの症状の改善がみられないことがあり、その場合、フードに含まれる他の物質(添加物)が関係している可能性もあります。

【フードの原材料の参考記事】

犬のアレルギー症状とフードの材料との関係・安全性について

上の記事中に挙げているフードはほんの一部で、これは一般的に良質と認識されてされているフードに表示されている内容です。

犬の市販のフードにはこれだけ多くの原材料が使われているということです。

犬のアレルギーは、単純に一つのアレルゲンだけではないことが多く、一つのアレルゲンが解決したとしても、これだけの原材料の中にはまだ関与しているアレルゲンがあるかもしれません。

市販のフードからなかなか全てのアレルゲンの除外は困難です。

アレルギー検査で判明するアレルゲンも100%ではない為、実際の症状とは結びつかないこともあります。

先ほどの例で、鶏肉のアレルギーが出てそれ以外のフードに変えてもアレルギー反応は変わらず、一方で手作りで鶏肉を使ったものは大丈夫だった、ということもあるわけです。

これが良質のフードならまだ良いと言えますが、低品質のフードになると表示以外の実際の原材料が全く不明であることも多いです。

フードは法律で守られているようであって守られていない曖昧さが現実で、表示の信頼性については消費者で判断するしかないと言えるでしょう。

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食物アレルギーの治療の実際

食物アレルギーが発覚した場合、その食品を犬の食べ物の中からはずしていくことが何よりの治療です。

病院では、タンパク質が加水分解(アレルギー原因になるタンパク質をあらかじめ分解処理してアレルギーが起こりにくくしている)されているアレルギー療法食などを使用し、他の食べ物を全て除外して経過を見ることがあります。

これは、治療でありながら「除去食試験」という、アレルゲンを特定する検査にもなります。

除去したら次にそのフードに食材を一つずつ加えていき、また経過を見て変化を調べます。

症状が出たらその時に加えた食材がアレルゲンであり、それを今後は食生活から除外していくのです。

【除去食試験の参考記事】

4種の症状に注意!犬の食べ物アレルギー対策について

うちの犬も、皮膚や耳のトラブルが続いた時期があり病院通いをしていて、アレルギーが疑わしいとされていました。

鶏肉フードだったので七面鳥フードに変更してみましたが、やはり繰り返してなかなか解決しませんでした。

私はフードのメイン食材以外のものが問題ではないか?と考えるようになりました。

それから自己流で有名なフードをいくつも試し、いわゆるフードジプシーの状態でしたが、手作りレシピに行き着いた結果、今は皮膚も被毛もきれいでトラブルなくうまくいっています。

ただ、自己流であれこれ試してしまうと結局どれに対するアレルギーかわからなくなるので、本当は獣医師の指導の下でおこなうべきです。

私は自己責任で行いましたが、お勧めできる方法ではありませんのでご了承下さい。

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アレルギーに手作り食が効果的な理由

市販のフードは原材料が複雑です。

でも、手作り食にすれば材料が把握しやすく症状の改善が早期に望める可能性もあります。

また、手作り食にすれば素材を自分で選べるし、十分な水分を摂ることができて、体内の毒素の排泄も促しやすいです。

私も愛犬の食事は水分とデトックスを意識しています。

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手作り食のメリット・デメリット

画像出典元 https://cookpad.com/recipe/4398803

メリット

手作り食にすることで、食材を飼い主さんが把握して管理できるようになりますので、アレルギーがあってもすぐにはずすなどの対応ができます。

アレルゲンが複数ある場合、それを全て除外したフードを探すのは大変です。

また同じフードをずっと続けていくうちに、同じ食材の蓄積の中で再び新たなアレルゲンが発生してしまうこともあります。

そうならないためには、フードは何種類かをローテーションするのが望ましいとされるのですが、条件に合うフードを何種類も見つけるのは現実には難しいと思います。

手作り食にすれば、食材の選択は幅広く、アレルゲンを分散することができます。

さらにドライフードの場合、一緒に犬にたっぷりの水分を飲ませるというのもなかなか難しく、普段から水分不足の犬も結構います。

その点、手作りでは食材の中に自然と水分が含まれています。

水分を日常的に自然に摂れるということは大事なことで、体内の毒素の排泄を促すためには必要なのです。

デメリット

しかし、手作り食にはデメリットもあります。

手作り食には、食材を準備して手作りするという手間と栄養のバランスに対する心配もあります。

特に、完全に手作りにする場合、栄養素が偏っていて不足してしまう可能性もあります。

また、犬が手作り食しか食べない場合、飼い主さんが食事を作れない時犬をホテルに預けたり病院に入院させるようなことになれば、フードでの食事を摂ることができずに大変困るのです。

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手作り食を導入する方法

手作り食の導入は、日常のことなのであまり難しく考えると本当に大変です。

最初から完全手作り食を目指さずに、アレルギー療法食などのフードと併用して一食を手作り食にするとか、フードと半々でトッピングの手作りから始めると楽です。

基本は飼い主さんの食事に使う食材から選び、味付けなし(塩や調味料を使わない)で、食材を煮込んで雑炊にすると以外と簡単です。

凝って作ろうと思えば、犬の手作り食のレシピの本もたくさんありますしネットにもたくさんありますが、最初からそんなに構えなくて良いと思います。

時間のある時などにまとめて手作りし、小分け冷凍しておくのも便利です。

私はベースになるものだけ小分け冷凍しています。

カロリーを細かく計算するのは大変ですので、食事療法を厳密におこなわなければならない病気(糖尿病や膵炎、腎臓病など)がないのであれば、ボディコンディションスコアなどを参考にして観察していけばよいと思います。

【ボディコンディションスコア】

犬の散歩30分でもメリットあり!犬と人間のカロリー消費量

犬は元々肉食であったという考えからグレインフリー(穀類不使用)というフードもありますが、人間と共存するようになり雑食に適応して、限りなく肉食に近い雑食であるとも言われます。

これには色々な考え方がありますが、穀類が必要かどうかは飼い主さんの方針で決めたらよいと思います。

ただ、グレインフリーは、あくまでも自然界の中で野生の肉食獣がその内臓まで丸ごと食べる前提の考えだと思います。

本来そのようにして内蔵から摂れる穀類の栄養素はフードからは摂れず、人工的に添加されているという現実があります。

なので、手作りになると、穀類からしか得られないものもあると思います。

そういう理由で手作り食では穀類も必要と私は考えています。

食材の割合は、動物性タンパク質を多く考えることを基本にすれば大丈夫です。

動物性タンパク質:野菜:穀類=3~5:3~5:1~3

上記が理想の割合とされています。

しかしこの割合は単純に「1:1:1」で良いという考え方もあるので、つまりそれほど難しく考えなくてもOKとも言えそうです。

ただしアレルギーがある犬は、肝機能が弱っている可能性もあって、動物性タンパク質の代謝は腎臓や肝臓に負担がかかります。

アレルギー症状がひどい間は肝機能を考えてタンパク質の割合を低くして様子を見る方が良い場合もあり、柔軟な対応が可能な点も手作りの利点と言えます。

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手作り食の食材の候補になるもの

タンパク質

  • 鶏肉(胸肉、もも肉、砂肝、ささみなど)
  • 牛肉の赤身(新鮮な生肉でも可能)
  • 豚肉(寄生虫の危険があり絶対に加熱)
  • 馬肉
  • 羊肉
  • 白身魚、青魚
  • 豆腐
  • 卵など

【食材ごとの注意点の参考記事】

犬も魚をおいしく食べたい!犬の食べ物に5つの注意

犬の食べ物にアレンジ簡単!豆腐はやさしいヘルシーフード

卵は完全栄養食品!犬の食べ物として問題なのはこの2点!

犬も食べていいの?大豆を犬の食べ物にする時の注意点

野菜・果物

  • かぼちゃ
  • ブロッコリー
  • 人参
  • キャベツ
  • サツマイモ
  • 大根
  • りんご、バナナなど

野菜や果物はカリウムや食物繊維の摂取ができます。

【犬に食べさせる野菜・果物の参考記事】

【野菜】犬が食べてはいけないものと注意すべきもの

キャベツは犬の食べ物に使いやすい!栄養がわかりやすい野菜

犬の食べ物にブロッコリーは人気!注意すべきことは何?

犬が果物を好きな理由 犬の食べ物にNG果物とお勧め果物

かぼちゃは犬も大好き?犬の食べ物に上手な使い方と注意点

穀類・その他

  • 白米・雑穀・玄米(消化が悪いのでよく炊く)
  • 少量のうどんやそうめん(塩分が多いので極少量)
  • 昆布・わかめ・ひじき
  • サーモンオイル(オメガ3オイル)など

 

《私が実際に作っている手作り食について》

宜しければ参考にして下さい^^

  • 乾燥シイタケと昆布でダシを取り野菜を煮て、全部一緒にミキサーにかけ粗みじんくらいにしてそれをベースにします。(まとめて作って一食ずつ冷凍保存しています。)
  • 魚をメインにしたフードにこのベースの解凍と、蒸した魚のほぐし身(骨がないので刺身を使ってます)、季節の野菜を茹でたものを足します。
  • 野菜は、いつでも手に入る切り干し大根をよく活用しています。
  • ヨーグルト、刻み納豆、オメガ3オイル、酵素サプリなどを足しています。

作ったものを本当に美味しそうに食べてくれるので嬉しくなりますよ。

手作り食はそんなに大変ではないです。

こんなふうに気軽に考えてみてはいかがでしょうか?

【サプリの参考記事】

犬の認知症にサプリメントが期待される理由とお勧め7品

犬の腸内環境サプリ「プロキュア」評価 お試し効果のレビュー!

手作り食を与える上での注意点

手作りの食材は、飼い主さんと同じメニューの中で選び、飼い主さんの食事を作る途中で味付け前に取り分けると、手間も取らず手作り習慣ができますよ。

ただし、人間には大丈夫でも犬には禁忌の食材があります。

手作り食では、犬に食べさせてはいけないものをしっかり把握しておいて下さい。

例えば、玉ねぎは禁忌の食材ですが、玉ねぎそのものだけでなく、玉ねぎの成分が染み出しただし汁などもあげてはいけません。

味付けする前に食材を取り出しても、玉ねぎも一緒に煮込んでいる材料は食べさせることはできません。

【犬が食べてはいけないもの】

保存版!犬のダメな食べ物は?犬の食べ物の禁止リスト

アレルギー症状は、犬の健康状態などによっても左右されます。

アレルゲンを避けるのは当然のことですが、普段から腸内環境を整え、免疫力をつけてコンディションをよくしておくことも大事なことです。

 

まとめ

犬の食物アレルギーへの対処方法は、アレルゲンを特定しそれを日常の食べ物から除外することです。

フードがアレルゲンになる可能性は高いですが、添加物も多いので完全な除外は難しいものです。

手作り食は、何を食べているかが明確になり、材料の選択も広くなるので食材が分散されて、アレルギーのリスクを低くすることができます。

完全手作りを目指すのではなく、手作り食のいいところを部分的に取り入れるくらいの感覚で考えてみてはいかがでしょうか?

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

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