生後2ヶ月で上手にしつける!子犬のトイレトレーニング

♦トイレのしつけ

飼い主さんのところにやって来るのは、生後2ヶ月くらいの月齢の子犬かと思います。

これからしつけでいろんなことを教えてあげないといけませんね。

トイレトレーニングはしつけのメインかもしれません。

今回は、生後2ヶ月の子犬のトイレトレーニングのコツについてお話したいと思います。

子犬の生後2ヶ月はトイレトレーニングに適した時期

生後2ヶ月の子犬は、まだ本当に小さくて体つきも頼りなく、しぐさも子供というより赤ちゃんと呼べるような幼さです。

人間に例えると1~2歳の子供と同じくらいになります。

生まれてから生後2ヶ月くらいまでは、子犬は母犬やきょうだい達という家族と一緒に過ごしています。

生後1ヶ月くらいから子犬は社会化の時期と呼ばれる時期に入ります。

この時期の子犬は、慣れ親しんだ家族に囲まれ、遊びやふれあいを通して仲間との接し方などの社会性を身に着けながら成長していきます。

その大切な時期に、あまりも早く肉親と離されてしまうと情緒不安定になりやすく、その後の子犬の性格にも影響を及ぼし分離不安などの精神的な病に陥りやすいと言われます。

母犬は、社会化期に入るまでは子犬を全面的に依存させ、たっぷりと可愛がります。

母乳を与え、子犬の体を常に舐めながら我が身を捧げるようにして一生懸命お世話をします。

そして、子犬の成長に合わせながら少しずつ子離れの準備をし、子犬を自立させていくのです。

社会化のしつけが最適な時期は生後2ヶ月~3ヶ月とされます。

その頃になると子犬は、母犬だけでなく周りの環境や傍にいる人間からも影響を受けやすくなり、トイレトレーニングなどのしつけを始めるのもちょうど良いのです。

子犬のトイレトレーニングはステップアップしながらがコツ

それまで母犬に守られて過ごしてきた生後2ヶ月の子犬は、母犬から離されて違う環境に置かれるだけで大きなストレスです。

体力的にも低血糖などを起こしやすい時期で大変デリケートです。

生後2ヶ月の子犬は、ほとんど眠って過ごしているような状態であり、睡眠時間も17時間程度は必要です。

人間がかまいすぎると疲れて体力を落とし、一旦体調を崩すと急変もしやすく、命の危険にも繋がりやすいです。

そのような理由からも、子犬を迎えて1週間くらいの間は、食事とトイレシートの交換などの最低限のお世話以外はできるだけそっとしておいてあげて下さい。

子犬が自分のサークルの中で、ゆっくりと安心して休める環境を作ってあげることが大事です。

サークル内にはトイレシートを敷き詰めて、どこで排泄してもいいようにしておきます。

そうするといずれ好みの場所が決まってくるので、次第にトイレの範囲は限局されてきます。

それに合わせてシートの範囲を少しずつ減らし、トイレでないエリアは、食事する場所と寝床にしてあげましょう。

生後2ヶ月くらいの子犬はトイレの回数もまだ多く、おしっこは1~3時間おきにします。

1日のうち20回くらいおしっこをすることもあるわけで、回数が多いということはそれだけしつけのチャンスも多いと考えることができます。

【子犬のトイレの回数について】

子犬が長時間トイレを我慢する時に問題となる3つのこと

迎えて2週目くらいになると、子犬も少し環境に慣れて来ます。

その頃から少しずつトイレトレーニングを開始します。

トイレシートの上で排泄できれば褒めご褒美にサークルの外に出してあげるという、ご褒美付きで褒めるトレーニングを繰り返していきましょう。

初めはサークルの外で10分くらい遊ばせて、またサークルに戻してあげて下さい。

3週目くらいになったら子犬もだいぶん新しい環境に落ち着いてきます。

そうなればトレーニングもステップアップします。

サークルの近くで飼い主さんの目が届く範囲の中で遊ばせ、その途中でトイレに誘導します。

子犬は、食後や遊びの途中、寝起きなど、体が活動する時にトイレに行きたくなるパターンが多いです。

よく観察していればトイレのサインがわかるようになります。

  • ソワソワ落ち着かない
  • くるくる回る
  • 床のにおいを嗅ぐ

というような行動が見られるときはトイレのサインかもしれません。

トイレかな?と思うようなサインを見つけたら、サークルのトイレシートの上に戻してみましょう。

トイレシートの上で排泄できれば褒め、再びサークルから出すトレーニングを繰り返し、それに慣れてくれば、サークルの外で遊んでいてもおしっこは自分でトイレシートに戻ることを覚えるようになります。

ただ成功率は低いので、2割くらいが成功すれば良しというくらいに捉えておいた方がよいです。

トイレ以外の場所で排泄しかけていたら、飼い主さんが子犬をサークルまで運び途中からでもトイレシートでできたら成功として褒めてあげて下さい。

先回りして抱きかかえていく癖を付けてしまうと、子犬がトイレまでの動線を覚える機会がなくなるので、できる限り見守って自分で行けるように待ってあげて下さい。

【参考記事】

子犬がトイレを覚えない時のしつけ 5つの工夫!

そのうち少しずつ子犬が遊ぶエリアを広げていきます。

生後2ヶ月の子犬のトイレトレーニングでは、排泄の合図になるような言葉を一緒に教えておくとよいですよ。(「シーシー」など)

排泄の最中にいつも同じ言葉で声かけを続けていると、その言葉がトイレを連想する合図になり、排泄を誘導できるようになります。

うちの愛犬は、寝る前などに「シーシー」と声掛けをすると理解してトイレに行きますが、これはそうやって教えました。

子犬のトイレは新聞紙でも代用できるが欠点もある

子犬のトイレは、紙おむつのような素材の市販のペットシートを使用するのが一般的です。

でもブリーダーさんの中には、新聞紙をトイレとして使っているところもあるそうです。

新聞紙の利点は何よりもコストの問題でしょう。

それに新聞紙を使った場合、そのインクのにおいでトイレを覚えるという特徴もあるようです。

新聞紙をペットシートの下に敷いて部分的に使用する方法もあれば、新聞紙を重ねて使用し上から汚れた枚数だけはがすという使用法もあるようです。

ネットで見かけたものは、短冊のように細く切ったものをトレーに入れて使用していて、たしかに惜しみなく活用できるかもしれません。

ただ、新聞紙の欠点として、トイレシートのような吸収力がないために子犬の足がおしっこで濡れやすくなります。

また、子犬が成長しリビングで自由に過ごすようになった時、リビングに置いてある新聞や同じようにインクのにおいのする紙類をトイレと認識してしまい、その上におしっこしてしまうことがあるようですので注意が必要です。

ペットシートは種類も豊富にあり、用途に応じて使い分けることができてコストダウンも可能です。

処理のしやすさや清潔面などからも、やはり私はペットシートの方をお勧めします。

トイレトレーニングでの失敗と対応

トイレトレーニングで失敗しやすい原因には次のようなことがあります。

  • 子犬がにおいで覚えるのであえて汚れたシートを残しておく
  • 言葉で褒めずに子犬を撫でて褒める
  • 最初からサークルの外で自由にさせている
  • 屋根なしサークルで子犬を上から出し入れする

犬は本来きれい好きなので、トイレが汚れているとそこで排泄したがらないこともあります。

そうなるとトレーニングがうまくいきません。

汚れたシートは交換し清潔にしてあげて下さい。

褒める時には、子犬に伝えることを意識して、しっかりメリハリのある言葉や態度で大げさ気味に褒めてあげましょう。

黙って撫でるだけではうまく伝わりません。

少しテンションをあげながらしっかり褒めてあげて下さい。

フリーの時間が長かったり、サークルの上から抱いて出入りさせていると、トイレまでの動線を子犬が覚えにくいです。

生後2ヶ月の子犬は、トイレにしていい場所といけない場所の認識がありません。

犬の本能では、寝床と食事するところ以外はどこでもトイレのようなものです。

それを人との暮らしの中で条件付けし、習慣にしていくのがトイレトレーニングです。

粗相も習慣になりやすいので、できるだけ粗相の場面を作らないことが大事です。

粗相が重なると、成功して褒められる体験が積み重ねられず、成功体験が得られないとトイレトレーニングも進みません。

排泄そのものは子犬にとって気持ちのよいことです。

その気持ちよいことを決められたトイレでして褒められるということを結び付けて教えるのです。

トレーニングで大事なことは失敗に対して怒らないことです。

生後2ヶ月の子犬には怒られる意味がわからないので、排泄そのものが悪いことのように植え付けられてしまいます。

そのようなネガティブなイメージを持たせるのではなく、トイレ=嬉しい体験というイメージを持てるようにトレーニングをしていくのです。

 

まとめ

生後2ヶ月の子犬はまだ赤ちゃんなので、「トイレがきちんとできなくて当たり前」くらいにおおらかに構え、焦らずに教えていって下さい。

ワクチンが終わり外に出られるようになると外での排泄の方が簡単になるかもしれません。

しかし外でしかできない習慣では困る問題も生じます。

子犬が長時間トイレを我慢する時に問題となる3つのこと

室内のトイレ習慣もきちんと教えておくことをお勧めします。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

【おすすめ記事】

犬の粗相に使える消臭剤 掃除の必需品!おすすめ7選

デメリットも調べよう!ペッツベストのペット保険・口コミ評判

コメント

テキストのコピーはできません。