犬のアレルギーとフード 外国産・国産の特徴とおすすめ5点

犬に食物アレルギーがあることが分かったら、フードの見直しも検討しなければなりません。

そのアレルギーの原因がフードにあることも多いからです。

フードは犬が日常的に食べるものなので、その中にアレルゲンがあれば、当然アレルギー症状は改善されません。

今回は、アレルギーのある犬に選ぶ時のポイントと、外国産と国産のおすすめフードをご紹介します。

市場に出回っているフードの種類は豊富にある

フードには、子犬用、成犬用、シニア用という分類や、犬種ごとのフードが設定されているものもあります。

その一方で、与える量だけは違いがあるけれど、どの年齢でもどの犬種でも同じフードに統一されているものもあります。

また、値段にもずいぶんと違いがあり、国産や外国産があり、本当に種類が豊富です。

いったいどのフードがいいのか、何を基準にしたらいいのか、飼い主さんも迷ってしまうと思います。

子犬用~シニア用と分かれているものは、それぞれの年齢の基礎代謝や活動量に合わせたものになっていて、カロリーや栄養素に違いがあります。

たとえば小犬用は、少量でも効率よくカロリーが摂取できるようになっていますし、シニア用は代謝も活動量も減少するので低カロリーになっています。

また、犬種ごとの細かい設定は、その犬種に多いとされる病気に合わせた必要な成分などが加えられているようです。

避妊去勢をして太りやすくなった犬用などもあります。

フードの細かい分類は、主に国産フードに多く見られる傾向のようで、選ぶにあたってわかりやすくて親切なのは日本らしいと言えばそうかもしれません。

国産に比べると、外国産のフードにはここまでの分類は少ないと思います。

また、ホームセンターやスーパーなどでも購入できるフードは安価なことが多いですが、動物病院でしか入手できないフードやネット販売のみというフードもあって、そのようなものは値段の設定も高めの印象です。

フードの原材料表示には落とし穴がある

どこでも購入できるフードの方が便利だし、安価であればそれに越したことがないという考え方もあるかもしれません。

確かに、中身に違いがさほどないのであれば、その方が便利です。

しかし、ここで注意したいのは、そのフードの原材料の表示です。

フードの表示は、法律で義務付けられています。

【フードの表示内容と位置付けについての参考記事】

犬のアレルギー症状とフードの関係・材料と安全性について

原材料の表示は、そのフードに使用されている割合が多いものから順番になっています。

粗悪なフードでは、ここに記載されているものの中に、○○ミール、○○肉粉、○○肉類、副産物という曖昧な表現が多いことに気づくかと思います。

また、防腐剤、着色料、香料などもたくさん並んでいて、その内容がはっきりわからないことも多く、保存期限があまりにも長期可能なものはそのような添加物が多く含まれているという判断材料にもなり、おすすめできないフードです。

また、発がん性があって問題となり、人間には使用禁止または制限されているエントキシン、BHA、BHTなどの酸化防止剤の名前が表示の中にあるフードもあり、これもおすすめできません。

ところで、犬のフードには、タンパク質として肉や魚が使用されていますが、肉のランクというのはご存じでしょうか?

肉には、品質によって9ランクまでのランク付けがされています。

普通、人間が食べられる肉としては6ランクまでで、最高の品質とされるものには1ランクの霜降りなどがあります。

一方で、フードに使用されている肉には9ランクの畜肉4Dと呼ばれる肉が使用されていることがあります。

~畜肉4Dとは~

  1. Dead(死んだ動物の肉)
  2. Dying(死にかけていた動物の肉)
  3. Diseased(病気の動物の肉)
  4. Disabled(身体の一部に障害のある動物の肉)

人間の食用にはできずに廃棄処分となったこれらの4Dミートは、腐敗やカビ、癌細胞に冒された組織なども含みます。

信じられないことですが、これらもリサイクルされてフードとして加工され、曖昧な原材料名で安価に売られることになるのです。

フード選びでチェックすること

安価なフードと比較し、いわゆるプレミアムフードと呼ばれる種類のフードは、価格が3倍ほど高い設定になっています。

しかし、原材料が○○ミールという不明な表現のものはなく、安全性や信頼性が高いと考えられ、おすすめのフードです。

また、高品質のフードの表示の一番目は、タンパク質である肉か魚になっています。

これはフードの中のその材料の割合がもっとも多いということを表し、犬のフードでは、そのように動物性タンパク質を第一の材料として豊富に含むフードが望ましいのです。

高品質のフードでは、保存期間もそれほど長期になりません。

フードの選択では、4Dミートや保存料の点で粗悪なものを選ばないようにしなければなりません。

その為には、少し高価であっても良質のフードがおすすめで、安すぎるフードには品質の良さが期待できないことを理解しておいた方がよいと思います。

《ドライフードの原材料表示のチェックポイント》

  • メイン食材が(表示の一番目が)肉や魚であり、粗タンパク質が25%以上ある
  • 水分が10%以下である
  • ○○ミール、○○副産物、○○肉粉などが入っていない
  • 粗悪な繊維質であるビートバルブが入っていない
  • 赤色〇号などの着色料が入っていない
  • 酸化防止剤エトキシキン、BHA、BHTが入っていない
  • 甘味料ソルビトール、コーンシロップ、グリシリジン・アンモニエートなどが入っていない
  • 保存料プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、ソルビン酸カリウムなどが入っていない

上記のような基準で選択することがおすすめです。

アレルギーのある犬のフード選びはタンパク質が決め手

犬の食物アレルギーに対応したおすすめのフードでは、材料のタンパク質を加水分解したものがあります。

加水分解とは、タンパク質をより小さい物質であるアミノ酸やペプチドまで分解したもので、アレルギー反応の元になるタンパク質を分解することで、アレルゲンになりにくくなるのです。

蛋白質が加水分解されたフードは、療法食として病院でもおすすめされることがあると思います。

アレルギーの犬には、このような低アレルゲンのフードか、検査でアレルゲンが判明していれば、そのアレルゲンとなる食材を使用してないフードを選ぶ必要があります。

【アレルギー検査の方法と費用について】

病院で犬のアレルギー検査にかかる費用はどのくらい?

食物アレルギーはタンパク質に反応することが殆どですが、一種類だけでなく、複数の食材に対しての反応であることが多いので注意しなくてはなりません。

フードの動物性タンパク質で比較的アレルギーが起こりにくいのは、一般的にラム肉、鹿肉、魚などがおすすめとされます。

ただ、これも個体差があり、アレルゲンになってしまうこともあります。

外国産フードの特徴

ペット先進国であるイギリスやドイツ、アメリカなどの外国産のフードは、国産より優れているという定評があります。

日本だけでなく、世界中に広まっていて、基準なども厳しいのが特徴です。

その材料に動物性タンパク質を多く使用して、穀類を使ってない「グレインフリー」と呼ばれる高品質のフードもたしかに多いです。

しかし、輸入品=輸送中の品質管理が適切かどうか不明な点は、デメリットでしょう。

たとえ現地では高品質なものとして作られていたとしても、手元に届くまでの輸送中の環境については知ることができません。

国産と比較すると、酸化による品質の劣化の可能性は高いと考えられます。

輸送中の気圧に耐えるように、外袋に小さい穴をあけておき、日本でパッケージしなおすというような話もあり、実際はわかりませんが、そのような話も不安材料になります。

外国産おすすめフード2点

1.カナガン

カナガンはイギリス産で、プレミアムフードと呼ばれるおすすめの高品質のグレインフリーのフードとしても有名です。

グレインフリーは、小麦などの穀物は犬のアレルギーを起こすリスクを高めるものであり、本来肉食である犬には必要ないものという考えのもとに作られています。

カナガンは食いつきがよいという定評もあり、品質に対する信頼性も高いおすすめフードです。

全ての犬種、全てのステージで同じものを量を変えて与えるというスタイルで、小粒ですので小型犬にも無理なくおすすめできます。

ただし、タンパク質の原材料がチキンしかないので、鶏のアレルギーが判明している犬にはおすすめできません。

 画像出典元 https://www.canagandogfood.co.jp/info/canagandogfood/recommend.html

 

イギリス最高級のグレインフリードッグフード『カナガン』

 

2.オリジン

オリジンは、カナダ原産グレインフリーフードで、子犬~シニア用と分かれています。

タンパク質の種類も選択可能で、肉がだめな場合はフィッシュというようにメインの食材が選べるので、アレルゲンのタンパク質を避けることができ、アレルギーがある犬にもおすすめできます。

世界最高水準と認められ数々の賞を受賞したことも信頼性の証であり、優れたフードとしておすすめの有名なフードです。

値段は高価ですが、材料も全てがヒューマングレードで良質なフードだと思います。

また、同じ会社が作っている、オリジンと別なラインのフードの中には、ラム肉使用で低アレルギーに考慮されたフードもあり、そちらもおすすめです。

 

オリジン 6フィッシュドッグ 2kg【送料無料】【NEW アメリカ産 正規品】 

国産フードの特徴

私達が食品を選ぶ時には、国産であることが信頼性の一つでもあり、国産フードにも同じことを期待しがちと思いますが、実は、添加物の点などで規制が緩いのは国産の方です。

また、国産フードには、動物性タンパク質よりも、コストを抑えられる穀類(とうもろこしや小麦など)が中心になっているものも多いようです。

しかし、2007年に中国で、中国産フードに有毒成分が含まれていて犬猫が死亡した事件があったことから、日本もフードに対する意識が高まってきました。

それまで義務ではなかったフードの添加物の表示が、全て義務付けられることになりました。

最近は、国産フードにもこだわりのあるものが増えてきて、国産の良い素材や無添加のものはおすすめだと思います。

ただし、国産というのは日本で最終加工がなされたことを指し、輸入して日本で加工すれば国産を名乗ることができるという曖昧さがあります。

国産フードを選ぶ時には、原材料の内容はもちろん、産地がわかるものがおすすめです。

国産おすすめフード3点

1.ドッグスタンス

鹿肉を使用した国産無添加フードで、こちらはシニアにおすすめのようです。

素材の原産地も明確にされていますし、興味深い食材が使用されています。

画像出典元 http://www.dogstance.com/lp/dslp03_ad/dslp03_ad.html?ad_code=pcslp304

 

国産の鹿肉がメインですが、魚や牛肉など複数のタンパク質を用いることでアレルゲンが分散されアレルギーを起こしにくい工夫がされています。

決して安くはないですが、お試しセットはかなりリーズナブルなお値段でおすすめになっています。

この機会にお試ししてみるのはいかがでしょう?

 

獣医師が愛犬の立場になって開発した鹿肉ドッグフード「ドッグスタンス」

2.馬肉自然づくり

こちらは、国産馬肉を使った、小型犬・シニア対象のフードです。

獣医師による監修で、馬刺し専門店が作っています。

100%ヒューマングレードで添加物や保存料が入っていません。

原材料は全て国産で、明記されている点は品質も安心、おすすめだと思います。

馬肉は、アレルギーを起こしにくく、皮膚のトラブルに良いとおすすめなのをご存じの飼い主さんも多いのではないでしょうか?

実は、私の愛犬も皮膚や被毛の状態の改善のために、このフードではないのですが馬肉のフードをしばらく食べさせていました。

今はほとんど魚で、時々馬肉とローテーションしています。

馬肉フードはアレルギー体質の犬にはおすすめです。

皮膚の健康を保つには良い素材です。

 

馬刺し専門店が「馬肉ドッグフード」を開発!

初回限定の割引購入がおすすめになっています。

興味のある方は、この機会にお試ししてみて下さい。

 

3.みらいのドッグフード

こちらは、マクロビオティックを取り入れた、癌・腫瘍の療法食です。

鹿肉をメイン食材とし、キノコ類や発酵素材が加えられていて、免疫力を強化する目的で作られているようです。

外国産にもアガリクスを使って免疫力に注目したフードがありますが、国産にも登場です。

犬は肉食で穀類は必要ないというグレインフリーの考えに対し、こちらは、犬は雑食で良質の穀類によって腸の活性を促すことができるという考えの国産らしいフードです。

もちろん保存料などは入っていません。

 

【最後まで諦めない~犬の食事療法【療法食】
『臨床栄養学』と『国産無農薬7種キノコ『マクロビオティック』との強力3大コラボの療法食です。

療法食であり、もちろん闘病中の犬におすすめです。

それだけでなく、癌予防の免疫力を付ける目的もあるので、マクロビや免疫力に関心の深い方にもおすすめです。

一度お試ししてみてはいかがでしょうか?

【最後まで諦めない~犬の食事療法【療法食】

初回購入で無料サンプル付き+全額返金保証なのもおすすめです。

このフードの材料は、私も普段から良いと思っている好きな食材が多いので、個人的に興味があります。

まとめ

犬のフードは外国産、国産合わせると大変多くの種類があり、価格も様々で、基準がわからなくなってしまうと思いますが、やはり、あまりにも安価すぎるフードはその原材料の安全性に問題が多いと言えます。

良質なフードではアレルギーも起こりにくいと言われます。

国産か外国産かはそれぞれ意見も分かれるところですが、どちらであっても質がよく、安全で自分の犬に合っているフードであれば良いと思います。

私は、外国産、国産、メジャーなものからそうでないものまで試してみましたが、今は国産でそれほどメジャーでないフード+手作りで、愛犬の皮膚も被毛も改善し体調も良いです。

フードは犬が日常的に食べる総合栄養食ですので、できるだけ良質なものを選択することをおすすめします。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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