冬の定番を犬の食べ物に!犬はみかん丸ごと食べても大丈夫? 

冬になると、暖かい部屋で手に取りたくなるのがみかん。

飼い主さんの隣で一緒にみかんを食べている犬もいるかもしれません。

みかんは犬が食べても大丈夫?本当は食べてはいけないのでは?

今回は、みかんの栄養素と犬の食べ物にできるのかについて解説します。

みかんはどんな栄養素がある食べ物?

みかんにはどのような栄養があるのか調べてみました。

みかんの栄養素で際立っているのは、イメージどおりのビタミンCです。

人間の大人の場合、1日のビタミンC所要量は50㎎ですが、これはMサイズのみかん2個くらい食べることで十分に補える量です。

みかん100g中のビタミンCの含有量はおよそ32㎎で、100gと言うと少し小さめみかん2個分くらいになります。

ビタミンCは、身体の抵抗力を高め、ストレスや疲労で崩れがちな身体のバランスを整えて、皮膚や粘膜を健康に保つ働きもあります。

みかんには、ビタミンCの吸収をよくするビタミンPも含まれているので、相乗効果で効率よくビタミンCを摂ることができます。

ビタミンPとは、ポリフェノールの一種で、毛細血管の働きを正常化、中性脂肪を減らす働きがあるそうです。

他にも、βカロテン、カリウム、ビタミンB群、ペクチン(水溶性食物繊維)などが豊富に含まれています。

水分も豊富で、みかん100g中のおよそ87gが水分なのです。

みかんの酸味の元であるクエン酸は、柑橘類に多く含まれる成分で、血液をサラサラにして疲労回復を早めてくれる働きがあります。

また、カロテノイドの一種であるβクリプトキサチンは、身体の免疫を高め、ガン予防効果が期待されている成分です。

柿に多いこの成分なのですが、みかんにも豊富に含まれています。

このように、みかんは安価でとても手軽に食べられる健康的な果物である上、カロリーもそれほど高くなく、100g(小さいみかんで2個くらい)で約46Kcal程度です。

食べやすいわりには満足感もある果物なので、これは低カロリーと言えるのではないかと思います。

みかんを食べすぎると手が黄色くなる理由

毎日みかんを食べていてふと手を見ると、手のひらが黄色くなっていた、という経験はないですか?

そこまで食べないという人でも、みかんを食べ過ぎると手が黄色くなるという話は聞いたことがあるのではないでしょうか?

実は、ちゃんと理由があって、本当に黄色くなるのです。

これはみかんに含まれるカロテノイドという成分のせいです。

みかんのきれいなオレンジ色はこの色素によるもので、柿のオレンジ色もこれなのです。

【参考記事】

与える前に確認!柿を犬の食べ物にしても大丈夫?

みかんには、βカロテン(カロテノイド)が豊富なため、食べすぎることにより柑皮症といってこのような状態になります。

しかし、これは一時的なものであり、体内に蓄積するような悪さをする物質ではないので、心配しなくても大丈夫です。

βカロテンは、体内に取り込まれると必要な量だけビタミンAに変化し、ビタミンAとして粘膜や皮膚の健康を維持し、免疫力を高めるなどの働きをします。

そして、体内でビタミンAに変えられなかった余分なβカロテンは体外に排出されます。

手が黄色くなるのは、その余分なβカロテンから生じる症状ですので、量を控えて食べすぎるのをやめると自然と元に戻ります。

ビタミンAそのものは、脂溶性ビタミンと言って摂りすぎた分が体内に蓄積する過剰症があり、摂る量に気を付けなければなりません。

でもβカロテンという形で摂る場合は、必要なものだけが使われてあとは対外に排出されるので、過剰症になることはありません。

犬はみかんを食べても大丈夫?

犬はみかんを食べても大丈夫です。

みかんを犬の食べ物にしてもかまいません。

元々、犬は酸味を好まないと言われますが、それでもみかんが好きな犬もいます。

好きで食べたがるのであれば、みかんは犬が食べてはいけない食べ物ではありません。

犬は人間と違って、ビタミンCを自分の体の中で作ることができますので、私達のようにビタミンCを食べ物から補給する必要はありません。

でも、犬が高齢の場合、病気で治療中の場合、あるいはストレスがかかっている場合などは、体内でのビタミンCの生産が追いつかず、不足することもあります。

犬が疲労や消耗している時など、食べ物でビタミンCを補給してやることは意味のないことではないです。

水分が豊富なので、みかんを水分としてあげるのも良いかもしれません。

ただし、市販のオレンジジュースは、甘味を足してあったり保存料などで調整してありますので、犬に与えるのはやめましょう。

犬はみかんを丸ごと食べても大丈夫?

体重にもよりますが、犬の食べ物として与えてよい量は15gくらいと言われています。

犬の食べ物の話ではたびたび出て来る話ですが、犬は食物繊維の消化は得意ではありませんので、繊維質の食べ物は犬が多量に食べてはいけないものなのです。

みかんの実の入った小さい袋や周囲の白いすじは繊維質ですので、取り除いてあげましょう。

犬は食べ物を噛まずにそのまま丸飲みすることが多い為、食べても大丈夫な実の部分だけを小さくして食べさせるようにして下さい。

みかんの白いすじの部分や皮には、ビタミンCの吸収に関与する成分であるビタミンPがたくさん含まれていて、栄養素としてはもったいないのですが、犬の食べ物には向かないのです。

私達は、無駄にしてはもったいないので白いすじもそのまま食べましょう。

また、柑橘系の果実は、茎や葉に中毒物質を含む可能性があるそうです。

この部分は犬が食べてはいけないものです。

そして、みかんの皮は、防虫剤や艶出しのワックスの危険などもありますので、犬に食べさせないで下さい。

犬にみかんを生食させる時は、食べても大丈夫な部分と食べてはいけない部分を分けてあげましょう。

犬が食べても大丈夫なのは袋の中身の実の部分だけと理解しておいた方がいいと思います。

そして、犬の食べ物の中で特に果物に対して、アレルギーを発症する犬も多いです。

みかんに対してアレルギーはないか、飼い主さんが把握しておくことが大事で、もしアレルギー症状が少しでも見られたらみかんは食べてはいけない食べ物になります。

猫も一緒に暮らしている家庭では要注意

みかんは、犬が食べても大丈夫ですが、猫は食べてはいけない食べ物です。

柑橘類の皮にはリモネンという成分が含まれています。

これは香り成分として使用されることが多いので、何となく耳にしたことがある名前かもしれません。

猫は、このリモネンを代謝することができません。

元々、猫は酸味のあるものを避けるという本能があり、みかんを食べる可能性は低いと思いますが、もしも誤食した場合、猫にとっては致命的になります。

犬と一緒に猫もいるご家庭では、くれぐれもご注意下さいね。

 

まとめ

みかんは、犬の食べ物にできますが、食べても大丈夫なのは小さな袋の中身の「実」の部分です。

みかん丸ごと1個は食べてはいけないと覚えていて下さい。

カロリーは低いですが、消化不良を起こさないよう、食べさせる量も気を付けて下さいね。

そして、犬だけでなく猫も一緒に暮らしている飼い主さんは、猫が誤食しないようにくれぐれも注意しましょう。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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