キャベツは犬の食べ物に使いやすい!栄養がわかりやすい野菜

キャベツは犬に好まれる野菜の一つです。

おやつやトッピングなどでキャベツを犬の食べ物に使っているご家庭は多いのではないでしょうか?

キャベツを犬に与える時の注意点など知っておくと、もっと使いやすくなりますよ。

今回は、キャベツの栄養素や犬の食べ物にする時の注意点などをご説明します。

キャベツの栄養と言えばこれ!

キャベツの栄養素で特徴的なものと言えば、これではないかというものがあります。

それは、ビタミンUです。

あまり聞かないビタミンかもしれませんが、ビタミンUの別名はキャベジンです。

キャベジンと言えば胃薬の名前でも有名ですが、まさにあのキャベジンはこのキャベジンなのです。

キャベジンはキャベツ特有のビタミンで、胃粘膜を保護してその再生を促し、炎症や潰瘍を予防します。

また消化吸収を助け、むかつきなどの消化器症状を予防する効果があります。

キャベツから発見された薬効成分であるキャベジンを使ったのが、あの胃薬のキャベジンです。

胃薬にそのままの名前がついているので、効果もわかりやすいですね。

キャベツにはグルコラファニンという成分も含まれています。

これはアブラナ科の野菜に多い成分で、体内でスルフォラファンという成分に変化します。

スルフォラファンは、がん細胞の発達を防止し、免疫力をあげ、がんの抑制効果が期待されているイソチオシアネートという物質の一種です。

つまり抗がん作用が期待される食べ物としてもキャベツは有名なのです。

料理したキャベツの煮汁にも、この有効成分は溶けていると言われます。

キャベツにはその他にも、ビタミンC、βカロテン、ビタミンK、カリウム、カルシウムなどの栄養素が含まれています。

紫キャベツなどは、あの紫色の部分に、抗酸化成分であるポリフェノールが含まれています。

キャベツは抗酸化作用にすぐれた栄養素を多く含む野菜なのです。

そんなキャベツのカロリーは、100gで23Kcalと、とても低カロリーです。

犬はキャベツを生で食べられる?

キャベツのビタミンは、加熱や、あまり長時間水にさらしてしまうと、残念なことに水に溶けて半減してしまいますので、栄養という点だけを考えると、生食の方が理想的です。

生のキャベツを犬の食べ物にしてもOKです。

歯ごたえの点からも、キャベツは生の方が犬の嗜好に合っているかもしれません。

ただ、キャベツは繊維も多いので、消化しやすくする為には大きさや形に工夫して、繊維を切ってあげると良いです。

そして、食べさせる量にも注意が必要です。

あまりおなかが丈夫ではない犬や老犬などでは、やはり柔らかく加熱してあげた方がよいでしょう。

加熱したキャベツも、独特の風味が出るので、おいしく食べてくれると思います。

気を付けたいのは、どの食材でも言えることですが、犬がアレルギーを起こす可能性があります。

キャベツも例外ではないので、初めてその食材を食べさせる時には、毎回細心の注意をはらって下さい。

キャベツの芯も犬の食べ物にしてもいい?

キャベツの芯は、歯ごたえのある部分なのでこの硬さが好きな犬もいると思います。

でも、実は、キャベツの芯は少しだけ注意が必要なのです。

キャベツの芯には、硝酸イオンという物質が含まれていて、犬には食べさせない方がいいとも言われます。

この硝酸イオンという物質は、体内に取り込まれた後、腸内細菌によって亜硝酸という物質に変化します。

亜硝酸に変化することで、この物質が中毒症状を起こす可能性を持つようになります。

また、がんの発生リスクも高くなります。

犬は体が小さいので、人間には微量な物質でもその影響は人間以上に大きいことが想定できます。

特に、胃腸の弱い犬や老犬の食べ物としては、キャベツの芯は避けた方が安全であるというように言われているのです。

キャベツの芯を与えたからと言って、すぐに何かが起こるというわけではないのですが、たしかにそのようなリスクがあるなら、芯の周辺を避け、食べさせる部分を選んでやるとよいかもしれません。

キャベツで気をつけたいのはこの成分

もう2つ、キャベツの要注意な点についての話です。

キャベツはアブラナ科の野菜ですが、同じアブラナ科にはブロッコリーや白菜があります。

これらの野菜はグルコシノレートという物質を含んでいて、それが体内で分解されることによってゴイトロゲンという物質に変化します。

この物質が、体内へのヨウ素の吸収を阻害する作用をします。

ヨウ素は甲状腺ホルモン生成に関わる物質ですので、不足すると、甲状腺ホルモンの不足を招きます。

それを補おうとして、甲状腺を刺激するホルモンが過剰に分泌され、甲状腺腫などの原因となります。

しかし、これはかなり大量に食べるなどしない限り、影響は心配しなくても良いとされています。

ただ、犬が甲状腺の病気で治療中であるとか、甲状腺に問題を抱えている犬の食べ物には、やはりキャベツを含むこの種類の野菜を与えるのは、控えた方が良さそうです。

さらに、キャベツはシュウ酸という物質を多く含みます。

シュウ酸は、体内のカルシウムと結合することによってシュウ酸カルシウムとなります。

普通はおしっことして体外に排出されますが、量が多くなると、排出しきれないものが蓄積して、尿路結石になります。

このような理由で、キャベツは、結石の治療中や結石ができやすい体質の犬の食べ物としては、あまり適切ではありません。

【参考記事】

頻尿や血尿で急変の危険?尿路結石はあなどれない犬の病気

食べさせる場合の工夫としては、外側の葉よりも内側の葉の方がシュウ酸が少ない為、内側の葉を選んだり、茹でこぼすなどすることでシュウ酸を減らしてから食べさせるという工夫をするとよいでしょう。

欧米では、キャベツを犬の食べ物にするのはいけないと言われているようです。

それはミネラルを多く含む地盤での話で、そのような地盤で育ったキャベツはやはりミネラル分が多く、腎臓への負担が大きいという理由からのようです。

キャベツの成分はブロッコリーに似ていますが、ブロッコリーは元々キャベツの一種を改良して作られた野菜なのでやはり共通点も多いようです。

【参考記事】

犬の食べ物にブロッコリーは人気!注意すべきことは何?

キャベツを使った手作り犬ご飯

犬の手作りご飯で、キャベツを使ったレシピは、本でもネットでも豊富に見つかります。

味付けをすれば、飼い主さんとお揃いご飯になるようなレシピも多いですよ。

キャベツがおいしくなる春先にぴったりのレシピを見つけましたので、ご紹介してみますね。

【犬用 ひなまつり押し寿司】
材料
キャベツ20g
焼鮭(無塩)20g
きんし卵40g
玄米ご飯160g
鶏ミンチ30g

1、鶏ミンチを茹でます。あくが出たらとっておきましょう。
網じゃくしなどで、鶏ミンチを取り出しておきましょう。
2、鶏ミンチの茹で汁でキャベツを茹でます。
3、玄米を二等分して一方に鮭を入れ混ぜます。
4、茹でたキャベツをみじん切りにします。水気を軽くきっておきましょう。
5、お好みの型を用意します。
6、鮭ご飯を下にしき、軽く押します。
7、キャベツのみじん切りをのせ、軽く押します。
8、玄米ご飯をのせて押して下さい。
7、鶏ミンチをのせて押し、型から抜きます。鮭やキャベツなどの混ぜご飯は、お好みで他の食材でお作り頂いても結構です。
8、上にきんし卵や、飾りの茹でたにんじん、ブロッコリーなどをのせて、ひなまつり犬用押し寿司の完成です。

出典元 https://cookpad.com/recipe/2519673

 

まとめ

キャベツは、満腹感はあるのにカロリーが低く、栄養はあるのに肥満の心配が少ない、使い勝手のよい野菜です。

犬の食べ物にはキャベツの芯を除いて内側の葉を使うのが望ましいです。

犬のダイエットのかさ増しにもキャベツが使われやすいようです。

日本の地盤で育ったキャベツはミネラルが多すぎるという心配はありませんので、上手に活用しておいしく食べさせてあげて下さい。

ただ、キャベツの注意すべき点だけ押さえておいて下さいね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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