りんごを犬の食べ物にする時に1日の量と効果的な食べさせ方

子供の頃、風邪などで熱があって食欲がない時に、すりおろしりんごを食べさせてもらってホッとした経験はありませんか?

柔らかな甘さのりんごは、離乳食にも活用される優しい食べ物という印象です。

犬の食べ物としても適しているのでしょうか?はい、りんごは犬も食べられます。

でも、犬に食べさせて良い量とは、どのくらいの量なのでしょうか?

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りんごは人にも犬にも医者いらず?

今は保存環境なども良くなって、1年中その果物が手に入ったりするので、どれがどの季節のものなのかわからなくなりがちですね。りんごの旬は8月下旬~12月頃でしょうか。

「1日1個のりんごで医者いらず」と言われるくらい、りんごは優秀な果物ということが昔から知られていました。

りんごにはどのような栄養素がどのくらいの量、含まれているのかをあげてみましょう。

りんごの種などを取り除いた可食部100gあたりの栄養素は、エネルギー54Kcal、炭水化物14,6g、ビタミンC4㎎、ビタミンA(カロテン)21?、カリウム110㎎、葉酸5,0?、ざっと見るとこのような栄養素です。

また、りんご100g中に水分は84,9gと、その重さのほとんどは水分の量です。

カリウムはとても豊富ですが、ビタミンはそれほどの量はなく、主な成分は糖質です。カリウムは、体内のナトリウムの調整をして余分なナトリウムを排出させ、血圧を安定させる作用があり、重要なミネラルです。

そして、りんごにはペクチンと呼ばれる水溶性食物繊維が多量に含まれています。

水溶性食物繊維とは、水に溶けてドロドロのゲル状になるタイプの食物繊維であり、腸内で善玉菌のえさになって腸内環境を整えてくれます。

ペクチンは皮に多く、粘膜の保護作用、コレステロールの排出などの働きをしてくれます。果物でジャムを作ると、ゼリーのようになって固まる成分がありますが、あれが水に溶けだしたペクチンの働きなのです。

また、りんごの皮にはポリフェノールも豊富ですが、ポリフェノールは抗酸化作用がある成分として有名ですね。

りんごには、りんごポリフェノールと呼ばれるものが多量に含まれていて、これはいろいろな種類のポリフェノールで構成されているものですが、その抗酸化作用によって、アンチエイジングや生活習慣病の予防、ガン予防、アレルギーの緩和などの効果が注目されているようです。

注意すべきことは糖質の量の多さで、りんご1個の糖質は29,2g、これはバナナ1本の21,4gという量を越えています。ただ、りんご1個と言えば結構な量ですので、割合としてはそうでもないとも言えるかもしれません。

食欲がない時などには、皮ごとすり下ろせば水分の補給、そして食べやすくて消化しやすいエネルギー源にもなり、また抗酸化作用などの優れた働きもあって、これらが医者いらずと言われる所以ではないでしょうか。

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でも食べると危険もある?

りんごは、普通その実だけが市販されていて、私達が手に入れるのは熟した実だけのりんごと思いますので、あまり心配はないと思いますが、りんごにも中毒性のある物質が含まれている部分があります。

りんごの茎や葉、種の部分にはアミグダリンという、犬の体内に入って胃液と反応すると青酸毒を発生させ重大な中毒を起こす物質が含まれています。

この中毒性物質は、未熟な実の部分にも含まれているそうです。

また、この中毒に対しては解毒剤というものが存在していないので、誤食によって致命的な状態になる危険もあるとのことです。注意が必要です!

犬の食べ物には必ず成熟したりんごを選び、安全の為に種や茎は除去して、実だけを食べさせて下さい。

りんごの艶は人工的なもの?

りんごの表面は艶があって輝いていて、きれいなものも多いと思います。これはワックスがかけられているのだと私も長いこと思っていました。

ところがこの艶は、なんとりんごの実から出て来る自然な輝きなのです。

りんご自身がその実の乾燥を防ぐ為に、脂肪酸という物質を表面に滲み出して自分でコーティングしているのだそうです。

この現象は専門的に油上がりと呼ばれるそうで、このコーティングは実が成熟している証拠、脂肪酸の量が多くつやつやしているほどおいしいりんごであるという証のようです。

しかし、やはりワックスで輝きを見せているものも、中にはあるのかもしれませんし、農薬の心配もあります。

基本的に日本で収穫されたりんごは、そのようなものを使用していてもそれほどの量でなく、水で洗えば落ちるレベルだそうですので、りんごを皮ごと使う時は水で洗い落とす作業も忘れずにしておきましょう。

犬が食べてもいい量と上手な食べさせ方

さていよいよ本題です。

りんごを犬の食べ物にする時は、どのくらいの量が適量なのでしょうか。

一般的に、中型犬(体重11kgくらい~20kgくらい)の体格の場合、1日に食べさせて良い量は20g程度と言われています。

りんご1個から芯や種を取り除いた実の部分だけで、1/4個くらいの目安の量になるようです。

あまり大きくて立派なりんごの場合は、1/4個の量はちょっと多いかもしれませんね。

食べさせる量が多すぎた場合は

  • りんごは糖質が多いので量が多すぎると肥満の原因になる
  • 食物繊維の量が多すぎると下痢などを起こす可能性
  • 大抵の犬はりんごが好きなので、適切な量を越えて食べる習慣がつくとフードに見向きもしなくなる

このような問題が生じることがありますので、犬の食べ物にする時にはくれぐれも量に注意をして下さい。

また、りんごを食べさせる時には量の他にも注意することがあります。犬の食べ物全てに共通ですが、まずはアレルギーの問題です。

りんごもアレルギーを起こす場合があるので、アレルギー反応を起こさないか、少しの量から試して注意して観察して下さい。

りんごと同じ種類(バラ科)の果物の中には、梨、いちご、桃、などがあります。

これらの食べ物にアレルギーがある場合は、りんごにもアレルギーを起こす可能性がありますし、逆にりんごにアレルギーがあると、これらの食べ物も危険ということになります。

次に、犬に与える大きさにも注意して下さい。

りんごは、私達には咀嚼しやすい食べ物ですが、犬は丸飲みしてしまう傾向がありますので、形が大きすぎるとそのまま食道や気管に詰まらせてしまう危険があります。

少量ずつ、できるだけ小さく切るか、スライス、またはすりおろしたものを食べさせて下さい。

りんごの皮は上記にあるように栄養素が豊富ですが、犬には消化がよくないので、消化吸収されやすい工夫をしましょう。

ペクチンやりんごポリフェノールは、すりおろしの状態が一番効率よく吸収されるのだそうです。

ただ、りんごポリフェノールは金属に反応して酸化しやすいという性質があるので、すりおろす時には金属製のおろし金は使用しない方が良いとのこと、覚えておきたいですね。

おいしそうなりんごのおやつ

犬はりんごが好きなことが多いので、食欲のない犬の栄養補給や、少しの量をトッピングに使って、甘い匂いでごはんの食いつきをよくするなどの利用も可能です。

調理するにも使いやすいので、手作りおやつや市販のおやつに使われていることも多いです。

りんごのおいしそうなおやつを見つけましたのでご紹介してみますね。

まるで人間のお菓子かと思いませんか?おいしそうですね。

犬の体格によりますが、こちらはサイズも小さいみたいですので、この量であれば、食べてしまうにもそんなに日数を要することがなさそうで安心です。

まとめ

りんごは糖質と水分が豊富、お腹の環境も整えてくれるし、りんごポリフェノールの効果にも期待できる、体に優しい食べ物です。食欲が落ちている時などの犬の食べ物にも使えそうですね。

もちろん、適切な量であれば普段のおやつとして食べさせるのは大丈夫です。

犬の食べ物として一番理想的なのは、よく洗ってから、栄養豊富な皮ごとすりおろした状態で食べさせる方法のようです。

ただ、食べすぎになりやすいのでくれぐれもには注意して下さい。また、喉に詰まらないように大きさも気を付けて下さいね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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