性格の問題?落ち着かない子犬を落ち着かせるしつけ方法

子犬の頃はとにかくやんちゃで、うちの子はどうしてこんなに落ち着かないのだろうと困ってしまうこともあるかもしれません。

しょっちゅう走り回るし、すばしっこくて遊び方も激しくて、追いかけるのも一苦労です。

元気なのはいいけれど、もう少し落ち着かせるようなしつけ方はあるのでしょうか?

今回は、落ち着かない子犬を落ち着かせるしつけ方法について、説明したいと思います。

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子犬は子犬であるがゆえに落ち着かない

「落ち着かない」にもいくつかのパターンがあり、そしてそれぞれに理由があります。

いつまでも走り回って遊んでいて落ち着かない、普段からの動作ひとつひとつが落ち着かない、うろうろしていて落ち着かないなど、飼い主さんが「落ち着かない」と感じるパターンはいろいろです。

まず、一番考えられる理由としては、子犬の時期というのは一番エネルギーを発散させる時期であるということです。

今はただエネルギーが有り余っているだけ、子犬は何かしたくてたまらないのです。

もしもそれで落ち着かないというだけなら、それは子犬の当たり前の姿です。

子犬の頃には好奇心も旺盛、何でも興味を示して部屋中を探検して回ったり、何か動くものを見つけたら追いかけてみたり、全力で部屋中を走ったり、起きている時はとにかくじっとしていません。

この時期にはそのエネルギーを十分発散させてやる必要があります。

でも、その対応が少し間違っていると、飼い主さんの目に落ち着かないというように映るかもしれません。

例えば、飼い主さんにしてみれば落ち着かせるつもりで、ちょっと大声で叱ったりするとします。

それは、子犬にとって、飼い主さんも遊びに参加してくれているように勘違いさせ、嬉しくてもっとテンションが高くなるかもしれません。

また、落ち着かせる為に捕まえようと思って、走り回っている子犬を追いかけたりすると、それは追いかけっこして遊んでいることになってしまうだけです。

それは、日々の運動量が少し不足気味で、エネルギーの発散が十分ではないのかもしれません。

または、反対に飼い主さんが子犬を構いすぎて興奮させていることが、落ち着かない理由になっているのかもしれません。

子犬には十分な休息と睡眠時間も必要です。

もしも四六時中誰かに構われていて、落ち着いて睡眠がゆっくり取れない環境だと、それは成長にも影響するので改善する必要があります。

睡眠と遊びのメリハリがない中では、精神的に落ち着いた犬に育ちにくいと言われます。

飼い主さんの対応が、子犬の成長に影響するところは大きいのです。

構いすぎる、あるいは構わなすぎるという偏った対応や、いつも大声で追いかけまわす、しょっちゅう怒鳴ったりするなど、飼い主さんの態度が不安定で落ち着かない対応をしていると、子犬も敏感にその雰囲気を察知し、影響を受けて神経質になり、落ち着かなくなるようです。

そして、適切なしつけがされないでいると、子犬は、人間との暮らしの中でどのように過ごすことが良いのかを覚えることができません。

何も教えられなければ、本能に従って行動するのが犬としては当たり前のことです。

その結果、人間から見て望ましくないことをしてしまい、意味もわからず叱られるという悪循環に陥ると、子犬は不安になり、それも落ち着かない理由になります。

人間との生活の中で、どのように行動すればよいかを教える=しつけをするというのは、子犬を落ち着かせる為に必要なことです。

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落ち着かないことが要注意サインであることも

落ち着かないという意味も幅広いのですが、落ち着かない行動に大きな不安やストレス、または病気が隠れていることも考えられます。

犬が緊張した状態、不安な状態の時、自分を落ち着かせる、あるいは相手を落ち着かせるために見せるカーミングシグナルというしぐさがあります。

《カーミングシグナルの例》

  • あくびを何回もする
  • 背中を向ける
  • 横を向く
  • 目線をそらしたり目を細める
  • 顔をそむける
  • 舌をペロペロ出す
  • しきりに体を舐める
  • 瞬きを何度もする

あくびなど、眠いのだとしか解釈されないかもしれませんが、このようなしぐさをしきりに見せて落ち着かないのは、ストレスや不安が生じていて、それを自分で和らげようとしているサインと捉えることができます。

【参考記事】

>>犬が前足を噛む?犬のストレスサインに気づいた時の対処法

自分にも、相手にも、一生懸命「落ち着いてね」と言い聞かせながら、その場のバランスを図ろうとしているのです。

そのようなしぐさに伴って落ち着かない様子であれば、ストレスになる原因がないかを考えてあげて下さい。

ストレスを解決し、子犬を落ち着かせるように整えてあげましょう。

また、落ち着かないのは体の具合が悪い時とも考えられます。

目的もなくうろうろと歩き回るとか、尻尾も下がっていて様子がおかしいなどで落ち着かない場合、体調に異常があるのかもしれません。

てんかんの発作の前兆がそのような形で表れることもあります。

【参考記事】

>>犬のてんかんの症状と対処法 危険な発作の2パターンとは

子犬を落ち着かせるしつけ方法

ストレスや病気などによるものではなく、心身が健康な、やんちゃで落ち着かない子犬は、遊びで十分にエネルギーを発散させると同時に、落ち着かせるしつけをすることが必要です。

行動を初期化するという意味を持つ、フォーマットトレーニングで、子犬に基本の動作のしつけをしてあげて下さい。

「アイコンタクト」「おすわり」「待て」などは基本動作の大事なものです。

このような動作のしつけをすることで、指示を出せば行動をリセットしてコントロールでき、それによって落ち着かない子犬をクールダウンさせ、咄嗟の危険から守れるようになります。

【行動制止のしつけの参考記事】

>>いつでも注目できるしつけ!子犬がアイコンタクトできる時期

>>すぐに覚えられるしつけ!子犬におすわりを教えよう!

>>上手に待てるかな?子犬にわかりやすい「待て」のしつけ

また、「ハウス」のしつけをすることで、自分のくつろげる場所を子犬が認識できるようになり、落ち着かない時は、そこで過ごすように指示して落ち着かせることができます。

>>子犬にハウスを覚えさせる意味は?しつけを楽しくすすめよう!

しつけは、その動作を覚えたら終わるのではなく、日常の中に繰り返しその動作を組み込みながら継続して復習することが大事です。

どう振舞うべきかを教え、不安をなくしてあげることがしつけの目的であり、それによって落ち着かせることができると言えるのです。

しつけ教室などでは、情報やアドバイスがその場で得られるし子犬の社会化にも役立ちますので、このようなものを利用するのも便利です。

【参考記事】

>>子犬と一緒に通いたい!しつけ教室にはいつから参加できる?

>>犬のしつけ教室と預かり訓練 その違いと選び方について

元気が有り余っているような体力のある子犬でしたら、それを十分に発散させる目的で、基本動作のしつけと共にアジリティなどにも取り組んでみるのもよいかもしれません。

アジリティは、障害物競争のような犬のスポーツで、競技会などもあります。

しかし、特別に競技会を目指さなくても、もし飼い主さんもアクティブな人でしたら、子犬と一緒に楽しめる趣味として、取り組んでも面白いのではないでしょうか。

このような取り組みは、遊びと普段の生活のメリハリを作るのに効果的で、子犬の性格を落ち着かせるのにも良いようです。

子犬がすぐ人に飛びついて来て、落ち着かない場合などは、飛びついて来た時に人の方がそれとなく体の向きを変えてかわすという習慣を付けていきます。

飛びつく癖がおさまるまで、とにかく人の方が特に反応せず、静かに無視するという形で対応して自然に落ち着かせるようにしましょう。

また、外に出ると、刺激が多く、人や犬などの対象に対して興奮してしまうことがあるかもしれません。

それで落ち着かなくなった時は、そっと視界を塞ぐ形で抱いてあげると落ち着かせる効果があるようです。

いきなり抱きかかえたり、押さえつけるように覆いかぶさると、かえって驚かせて不安にさせてしまいます。

正面からゆっくりと抱くようにして、落ち着かなくなる対象が見えないように視界を隠してあげましょう。

不安で落ち着かない犬に対して、前述の「カーミングシグナル」を人間がしてみせるのも効果があるという、面白い話もあります。

あくびをしてみせる、顔を少しそむけてみせるなどのようなことです。

一度、お試ししてみても良いかもしれません。

 

まとめ

落ち着かない子犬を落ち着かせる為には、まず飼い主さんが落ち着いて、一貫した態度で接することが結構重要なことです。

犬は飼い主に似る、とよく言われますが、子犬はいつも飼い主さんのことを見ていて、家の中の雰囲気を感じているものなのです。

子犬が不安なく落ち着いた犬に成長する為には、その環境が落ち着いたものである必要があります。

そして、普段は落ち着いているのに場面によって落ち着きがないのか、いつも落ち着きがないのか、その中身をきちんと見極めてあげることが大事です。

飼い主さんとの信頼関係が深まると、やがて最適な落ち着かせる方法も見えてくるのではないでしょうか。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

【おすすめ記事】

>>暴れる子犬を止められない!よくある3つの場面でのしつけ方法

>>犬もリラックスして免疫アップ!ドッグマッサージの素敵な効果

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