『犬の十戒』~犬との約束~にGo!

興奮して吠える子犬のしつけ 有効な5つの対処法

♦子犬のしつけ
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子犬は何かと落ち着きがなく、一度興奮すると吠えるのをなかなかやめさせられなかったりします。

興奮した子犬を落ち着かせるいい方法があれば・・・。

今回は、興奮しやすい子犬にどのようなしつけをするとよいかをご説明したいと思います。

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子犬が吠えるのは無駄ではない

子犬の行為は問題行動などなく全て自然なものです。

問題となるのは人間側の都合、と言い換えても良いでしょう。

 

 

子犬が興奮して吠えるのも、吠える理由があるからです。

「無駄吠え」という表現は、あくまでも人間側が感じることで、本当は無駄吠えなんてありません。

しかし、たとえそうであっても、うまく共存して行く為にはやはり人間がコントロールできる状態にしておかなければなりません。

その為にしつけが必要です。

放置すると、吠えるたびに騒音となり、近隣トラブルに繋がるかもしれません。

吠えることが深刻な問題行動とされ、声帯切除を施されている犬もいるのです。

人間の社会や住宅事情の中では、それもひとつの手段なのかもしれませんが、健康な声帯を犬から取りあげることはやはり残酷です。

それを安易に解決策にはしないで欲しいと思います。

そのような手術を引き受けない方針の獣医師もいて、手術を断られてもう手に追えないと思いつめた飼い主さんが犬を保健所に持ち込んだ話を獣医師のブログで読んだことがあります。

その獣医師は、その飼い主さんがそこまで思いつめているとは思わず、話を聞かずに断ったことを深く反省したと書いていました。

このような問題に発展させない為にも、まず子犬が興奮する理由から考えていきましょう。

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興奮しやすい子犬とおとなしい子犬

子犬でも比較的おとなしい子もいれば、大人になってもテンションが高めで興奮しやすい子もいます。

それは元々持って生まれた素質や性格もあります。

また、興奮するような場面が普段から多い環境ならそのような面が強化された犬に育ちやすく、少ない環境にいれば比較的静かな犬に育つというように、生育環境に影響される部分も多いのです。

 

子犬が興奮する理由は

  • 要求や何かアピールしたい思い
  • 訪問者や飼い主への期待
  • 欲求不満から起こるストレス
  • 見知らぬものやトラウマに対する警戒や恐怖(音に対する反応など)
  • テリトリーを守ろうとしている

などが考えられます。

このような理由で吠えが始まったりすると、なかなか止まらないことも多いです。

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子犬が興奮している時の対処法

例えばドアチャイムが鳴ると興奮して吠える場面などを想像してみて下さい。

飼い主さんが帰って来た時に、嬉しさのあまりテンションがあがり、走り回って止められなくなってしまうという場面でもよいでしょう。

後者などは一見可愛い行動でこちらも嬉しくなりますね。

でもこのような状態を制止できないと、特に屋外などでは事故に繋がりやすいです。

安全の為にも、飼い主さんが止められるようにしつけをしましょう。

原因を取り除く

まず、子犬がどんな状況で興奮しやすいのか原因を探ってみて下さい。

何かきっかけになる音や景色、目に見える対象など、興奮を煽り、激しく吠えることに結びついているものがあるのかもしれません。

原因が目の前から取り除けるようなものであれば、遮断したり、距離を置いて遠ざけるなどして環境を変えるだけでも鎮めることができるかもしれません。

安心させる

犬のテリトリー意識は生後5ヶ月くらいから芽生え始めます。

その頃から侵入者に対する警戒心を持つようになり、外からの侵入者に気づくと興奮し警戒吠えという行動が現れ始めます。

まさに番犬となって、人や外の気配に反応して興奮するのです。

 

 

子犬にはハウスは置いてあるでしょうか?

落ち着ける隠れ家のような場所がない場合、子犬のテリトリーは家全体ということになってしまいます。

その広範囲なテリトリーを守ろうとして、家のあちこちの気配に過敏になり、パニックになってしまっていることもあります。

これが原因になっていると考えられる時は、子犬が安心できる場所を確保してあげて下さい。

そしてそこに誘導するしつけをしましょう。

また、飼い主さんの落ち着いた対応も重要です。

チャイムなどには飼い主さんも慌ただしく反応しがちですが、その雰囲気は子犬に伝わります。

飼い主さんが子犬を落ち着かせようと追いかけたり、大声で叱ると、それはその場を盛り上げてしまうだけでかえって逆効果です。

飼い主さんは落ち着いた静かなトーンで接し、子犬を安心させてあげて下さい。

動じない

子犬がどんなに興奮していても飼い主さんは動じずにいましょう。

子犬が興奮して吠えようが、飼い主さんは無関心を装って、毅然としたまま一切かまわないでいることも大事です。

飼い主さんから関心を向けられないことは、子犬にとって嬉しいことではありません。

一方で、興奮している子犬に向かって飼い主さんがかぶせるように何か言うと、興奮を煽って収拾がつかなくなってしまいます。

興奮がおさまるのを待ち、静かになったらすかさず褒めて下さい。

望ましくない興奮状態はスルーし、静かにしていられる時は褒める、というしつけ方法で、何がいけないのか、どうすれば構ってくれるのかを理解させるのです。

制止の指示

子犬を制止できるしつけができると、興奮状態の時には役立ちます。

行動を制止(抑制)するしつけには「おすわり」「待て」「ふせ」「ハウス」などがあります。

この指示ができるようになれば、行動をリセットして落ち着かせる効果があり、興奮状態からクールダウンすることができます。

 

報酬を関連付ける

未知の音や物に対して不安を感じ、すぐに興奮したり吠えたりする子犬は、まだ経験が少ないことを表しています。

普段から少しずつ経験を積ませて慣らし、社会化させる必要があります。

興奮の原因に対し、次第に興奮することなく過ごせるようになったら、何か嬉しいご褒美(報酬)に繋がるようにしましょう。

報酬のひとつが、子犬がもっとも得たい「飼い主の関心」です。

子犬が好ましくない興奮状態の時は淡々と過ごし、静かになったら褒めます。

吠え疲れたからでも何でもいいので、吠えなくなった瞬間を見つけた時に「褒める」チャンスを見つけてしつけをします。

報酬の形のもうひとつは、おやつという具体的なものがわかりやすいです。

興奮を誘発する音や、外部からの訪問者を設定して練習するのもいいでしょう。

iPhoneなどで、問題となる音を録音再生して、ごく小さくして聞かせその音に慣れさせるのです。

小さな音に反応せずおとなしくしていたらおやつをあげて下さい。

慣れるにつれてだんだん音を大きくして、反応しなければおやつをあげます。

訪問者を設定する場合は、訪問者がドアを開ける状況に慣らしていきましょう。

家族が練習台でかまいませんので、子犬が興奮するシチュエーションを作って練習してみるといいです。

最初はドアから距離を離し、ドアの向こうから声をかけるところから始め、少しずつ近づけていきます。

このような練習を繰り返し、興奮せず静かにしていればご褒美をあげましょう。

しつけは飼い主さんも楽しんで取り組んでみて下さい。

 

 

まとめ

吠えることは、喋ることができない犬にとっては自分の気持ちを飼い主さんに一生懸命伝える手段でもあります。

単純に無駄吠えと片付けずに、どうしてそんなに興奮するのかを考えてみてあげて下さい。

興奮しやすさは、ストレスによる欲求不満であることもあるので、十分にコミュニケーションをとってあげることも忘れないで下さい。

しつけは飼い主さんにかかっています。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

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