なおせるの?子犬がトイレで寝るわけと3つの対策

トイレも寝床もきちんと整えてあげているのに、気が付いたらいつも子犬がトイレで気持ち良さそうに寝ている、ということはありませんか?

人間の目から見ると「何故そこなの??」と思ってしまうようなことなのですが、子犬には子犬なりに何か理由があるのかもしれません。

今回は、子犬がトイレで寝る理由と対策を解説したいと思います。

子犬がトイレで寝る大きな理由は2つ考えられる

場所の区別がついていない

子犬がトイレで寝る理由の1つに考えられることは、まだ幼い子犬にとっては、どこが寝る場所でどこがトイレという区別がついてないということです。

トイレのしつけの途中の子犬で、しつけがまだまだ確立していない場合などは、特にそういう傾向があると思います。

人間がいくら「そこはトイレ!寝る場所ではない」と思っても、子犬にはそんなことはわかりません。

成長してくるにつれて、次第に、どこがトイレ(自分が排泄する所)でどこが寝床かということを認識するようになります。

それまでのほんの短い間のできごとと言えるかもしれません。

トイレは寝心地がよい条件が揃っている

子犬がトイレで寝るのに考えられる理由のもう一つは、トイレのシートの素材感のさらっとした気持ちよさと寝心地のよさです。

トイレトレーのメッシュカバーの冷たい感触が好きな子犬もいるのではないかと想像します。

特に暑い季節など、私達も、ベッドよりひんやりしたフローリングで寝転がった方が気持ちよかったりしますよね。

子犬もそれと同じように、トイレのシートのさらっとした感触が自分の寝床より寝心地よいのかもしれません。

トイレで寝る子犬の寝床は、子犬にとって快適そうでしょうか?

せっかく用意したはずの寝床も、その時期の気温や湿度、子犬の好みに合っていないかもしれません。

寝床で寝るよりも、トイレの方が気持良く寝られる場所なのかもしれませんね。

特に、子犬用のトイレが周囲を囲まれている囲い付きタイプのものだったりすると、子犬にとっては、ゆっくり寝るのにちょうどよい、くつろぎ空間になっている可能性もあります。

自分のおしっこの匂いがついているトイレは、幼い子犬にとっては、馴染みのある安心な場所でもあるのです。

トイレと寝床の環境をいろいろ比較してみると、安心して気持ちよく寝ることができそうなのはどちらか、何となくわかるかもしれません。

トイレで寝る方が、位置的に飼い主さんの姿が良く見えて、少しでも近くにいられる安心感が得られている、ことはないでしょうか?

トイレの方が寝心地がよい、落ち着くし安心感も得られる場所、そのような条件であれば、それは子犬がトイレで寝る理由として十分と言えるでしょう。

子犬が寝る場所の配置を変えてみる

トイレで寝るのではなく、寝床で寝るように習慣づける対策を考えてみましょう。

まず、子犬のトイレと寝床の位置関係を少し変えてみるのもいいかもしれません。

あまり大きく変えてしまうと、せっかく環境に慣れようとしている子犬が戸惑ってしまいますので、少しずつわからない程度に変えて行くのです。

寝床の周囲が何かに囲まれている方が、子犬は安心感を持つことができます。

なので、周囲を囲まれた壁際の場所に寝床を寄せてみるのも1つの案です。

または、寝床の方向を変えてみるというのも良いかもしれません。

子犬にとって心地よい条件が揃っていて、静かな落ち着く場所であれば、子犬は寝床を好むようになるのではないでしょうか?

日当たり、風通し、気温など、私達も寝室は寝やすい工夫を施すと思いますが、子犬も全ての条件が大事ですのでそれらを検討し直してみて下さい。

ただ、人間の場合は、広々としていて好きなだけ寝がえりがうてるようなベッドを快適と感じますが、犬にとっての快適さは少し違っているのです。

犬は、自分の体の向きが変えられるくらいの広さで、囲いがあるような空間の方が落ち着くとされています。

子犬が寝るベッドの素材や形を変えてみる

子犬が寝るベッドは、どのような素材でどんな形状のものでしょうか?

それぞれの飼い主さんの好みももちろん反映されていて、ブランケットを敷いたもの、平坦なクッションタイプのもの、ふちが少し高く囲いになったラウンド型、屋根付きベッド、もぐるタイプなど、様々あると思います。

子犬が寝るベッドの形や素材は子犬の好みに合っているのか?ということも検討してみて下さい。

季節と室温を考えた時、今の素材が子犬にとって暑すぎたり、あるいは寒すぎたりすることはないでしょうか?

ベッドの素材が子犬にとって暑すぎて、トイレの上がちょうどクールマットのような役割を果たしていることも考えられます。

根本的にベッドの素材を変えるとか、さらっとした綿のシーツを敷いてみるとか、タオルケットを入れてあげるとかしてみても良いかもしれません。

使っているベッドのタイプを変えるだけで、そこで寝るようになることも結構あります。

これは私の愛犬の例ですが、屋根のあるハウス型のベッドには全く入りませんでした。

使い方がわからないのかな?と思って、中に入れてやるのですが、すぐに出てきて全く違う場所で寝ていました。

試行錯誤でベッドをあれこれ変えてみて、縁の高いラウンド型を与えたところ、それが気に入ったようでいつもベッドに入っているようになりました。

体を冷やす場所を作る

メッシュカバー付きのトイレの寝心地を子犬が好んでいる場合、それがクールマットのような役割を果たしていることも考えられます。

思い切って、メッシュカバーをはずし、必要であるなら、代わりにクールマットを設置して、そちらを使えるようにしてあげてはどうでしょうか?

子犬の頃は、トイレのメッシュカバーを外すと、トイレシートを噛みちぎってしまう可能性もあるので、カバーを外すのは慎重にして下さいね。

【参考記事】

子犬のメッシュ付きトイレを上手に使う5つのコツ

清潔な寝床

犬は基本的に綺麗好きな動物で、寝床を清潔にすることはもちろんのことです。

しかし、だからと言っていい香りのするアルコール除菌消臭スプレーなどを直接、子犬の寝床に撒いたりしないように気を付けて下さい。

人には清潔ないい香りであっても、犬は人の何倍も嗅覚が優れている為、子犬にとってはその香りが不快感の元になってしまうことがあります。

柔軟剤のいい香りなども同じ意味で、最近では人間同士であっても、人の衣類の柔軟剤の香りが迷惑だと言われるようになりました。

人間が満足な目線ではなく、あくまでも犬が好む環境を考えて、強い柔軟剤などを使って洗濯をしないようにしてあげましょう。

子犬にとっての寝床の快適さは、デザインが可愛いとかおしゃれとかそういうこととは無関係なのです。

どんな寝床ならその子犬が落ち着き、トイレでなく自分のベッドで安心して寝ることができるのかが大事なことです。

反対に、子犬のトイレが囲い付きだった場合、この囲まれた空間が作られるトイレの形が、子犬が寝るのに居心地が良くてちょうどいいのかもしれません。

こちらはこちらで、囲いのない平らなトイレトレーに変えてみるというのも一つの案です。

そして、子犬がトイレで寝る姿を見つけた時は、子犬の好きなオヤツでベッドに誘導するなどして、その場所を好きになるような工夫をしてみて下さい。

【無香料の除菌消臭剤の参考記事】

カンファペットは怪しい除菌消臭剤?成分・効果を確認してみた!

悪い口コミもある!安全で評判の除菌消臭剤カンファペットの評価

子犬が寝る場所にクレートを使う

クレートとは、犬を中に入れて運ぶハードタイプのキャリーのことで、バリケンとも呼ばれることがあります。

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スリットが入っていて、中から外の様子を見ることもでき、四方を囲まれた薄暗いこのクレートの中の環境は、元々の犬の巣穴に近いイメージがあり、子犬にとっても本能的に落ち着ける場所になります。

この中に入って寝る習慣を付け、自分の居場所と認識できるようにしておくと、災害時などにも避難がスムーズにでき、犬を落ち着かせることに役立つと思います。

大きさは、子犬の体が中で方向を変えることができるくらいのものが適切です。

子犬が中に入っている時に、その中でオヤツをあげたり、ご飯をその中で食べさせたりします。

そこが子犬にとって、居心地のいい、安心できる空間であるということを覚えさせ、寝る時もそこに誘導するようにします。

クレートに入って過ごすことが定着すれば、子犬はそこを自分の居場所と認識し、そこで寝ることもできるようになります。

落ち着ける自分の居場所が確保できると、子犬がトイレで寝ることも減っていくのではないでしょうか?

その為にも、クレート使用時の周囲の温度や環境が快適であるかどうかは大事なことであり、また、嫌がる子犬を無理に入れないということも大事なことです。

クレートの素材になるプラスチックも滑るので、中には肌触りのよい敷物を敷いてあげるなどの配慮も必要になります。

【クレートトレーニングの参考記事】

子犬にハウスのしつけをする必要性と方法について

トイレをこまめに掃除する

「トイレで寝ると体が汚れる」ということが、飼い主さんの悩みになっているかもしれません。

子犬が汚れたトイレで寝るのであれば、寝ることをやめさせようとするのではなく、いっそ、トイレをまめにきれいにして、そこで寝ても汚れないようにしてあげるというのはどうでしょうか。

そして、もし体が汚れれば、子犬用のウェットシートや温タオルなどで拭いてあげましょう。

トイレという場所で寝ることを人間の感覚でとらえず、大らかに見てもよいのではないでしょうか。

子犬でなくて成犬でも、やはりトイレの上で寝る犬はいます。

うちの犬は今でも時々トイレで寝ていますが、熟睡する時はベッドに移動しています。

クールマットの上にいることもあるし、クッションの上にいることもあるし、自分の好きなところに好きなように動きます。

自分の寝床がちゃんとわかっているのであれば、たまにそういう行動が見られたとしても、あまり問題にする必要はないと私は考えています。

 

まとめ

しつけの途中にあるような幼い子犬がトイレで寝ることについて、それほど神経質になる必要はなく、自分の寝床を認識できるまで成長を待ってあげてよいのではないかと思います。

トイレで寝るということより、ベッドで落ち着いて寝ないことの方を改善すべきかもしれません。

その理由は何か?と考えていけば、解決方法はあるかと思います。

子犬が好んで寝る場所が、トイレではなく寝床になるように環境を整えてあげて下さい。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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