おいで!子犬がすぐに戻って来る呼び戻しのしつけ

飼い主さんが子犬に「おいで!」と指示をすると、迷うことなく一目散に駆け寄ってくる姿は本当に愛おしいですよね。

可愛いだけでなく、こうして呼び戻すことができるようになっておくことは、もしもの時にも大変役に立つものです。

今回は、「おいで」のしつけについて解説します。子犬に是非「おいで」を教えてあげましょう!

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子犬に「おいで」をしつけするとどんな時に役立つ?

子犬に「おいで」のしつけをして、その指示が有効になった時に一番役に立つことと言えば、万が一、リードが外れてしまって逃げようとしても、この指示で呼び戻すことができ逃走を防止できることでしょう。

リードが外れることや、首輪、またはハーネスが外れるということは、もちろんないようにしなければいけませんが、不測の事態というのはいつ起こるかわかりません。

そして犬はそれまで繋がれていたリードから自由になった時、どのような行動をとるかもわからないものです。

もしもそのような事態に陥っても「おいで」がしっかり身に着いていれば、子犬は飼い主さんのところに戻って来ることができます。

呼び戻すことができなくてそのまま逃走させてしまったら、迷子になってしまうかもしれませんし、そうなるとどこかで事故に遭遇する危険もあります。

また、ドッグランなど、リードから離れている状況で他の犬とトラブルになりそうな時にも、呼び戻しが可能であることでその危険を回避することができます。

日常の様々な危険やトラブルから子犬を守る為にも、「おいで」で呼び戻すことのできるしつけは「待て」など制止目的のしつけと同様に重要なものと言えるでしょう。

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おいでと呼んでも来ない・・・なぜ?

子犬を「おいで」の指示に従わせることは簡単なことではありません。

戻って来る途中にはいろいろな誘惑があるので、そちらに気を取られて集中力をなくすということも起こりやすいからです。

そのいろいろな誘惑に負けることなく一目散に戻って来られるようになれば、しつけは完成と言えるでしょう。

でもせっかく戻って来たのにその後に嫌なことをされると、「おいで」の指示は嫌なことというようにインプットしてしまい、うまくいかなくなります。

例えば、爪切りが苦手な子犬を呼び戻してすぐに爪切りをする、遊んでいるところを呼び戻して抱きかかえてケージに入れる、掴まえてリードに繋ぐ、というように、せっかく戻って来たのに少しも楽しいことに繋がらなかったら、子犬にとって「おいで」はあまり従いたくない指示になってしまうのです。

もちろんそのような目的で呼び戻しをする場面もあるでしょうが、それだけにしてしまうと、戻ってきてもいいことがない、ということになってしまいます。

さらに、呼び戻して叱るというようなことをしていると、その嫌な印象が「おいで」の指示と強く結びついてしまいます。

その結果、一度は近寄って来るかもしれませんが、すぐに逃げようとしてつかず離れず距離を取ることもあるでしょうし、飼い主さんが慌ててそれを追いかけようとして、まるで追いかけっこのようになることもあるでしょう。

これを繰り返してしまうと、今度は、「おいで」が遊びの合図と勘違いすることになってしまい、そうなるとなおさらこのしつけが困難になります。

子犬に「おいで」をしつけする方法

それでは実際にどのように「おいで」をしつけするとよいのかについて考えてみましょう。

しつけのポイント

まず、呼び戻す時の「おいで」や「来い」などの言葉を決め、常に統一して使用しましょう。

犬は、言葉の意味ではなくその言葉の音でそのしつけを覚えます。

これは他のどの場合についても同じことです。

決めた合図の言葉を子犬にわかりやすく発音するようにしてあげて下さい。

子犬に、その言葉で呼ばれた時には飼い主さんの元に急いで戻ろう!そしたらいいことがある!と記憶させることが、しつけがうまくいくコツです。

そして「おいで」のしつけをする前には、先に「おすわり」「待て」を覚えさせておくことが必要となります。

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おいでのしつけ方法

「おいで」を教える時は、まず屋内で始め、環境を変えて屋外で行う場合などは必ずリードを付けて、安全を確保した状態でおこなってください。

おやつを手に持ち、子犬の視線をおやつで引き寄せてそのおやつで誘導するようにしながら、飼い主さんは少しずつ後ろに下がって遠ざかります。

後ろに下がった時に「おいで」と声をかけて下さい。

子犬が飼い主さんについて来て、飼い主さんの足の位置までたどり着いた時点でおやつをあげましょう。そして褒めてあげます。

その時に、決して抱き上げたり、飼い主さんから歩み寄ったりせずに、あくまでも子犬が自分から近づくまで待って下さい。

抱き上げたり、こちらから近づいたりすると、「おいで」の指示語に従うことは捕まって拘束され自由を奪われる、というイメージを与えてしまいますので、気を付けて下さい。

これを何度か繰り返して、この動きに慣れたら、今度は「待て」の指示で待たせてみましょう。

「待て」をさせた状態で、リードの長さで離れることができる距離だけ子犬から離れてみましょう。

そして、「よし」「おいで」と指示をします。

子犬が動かないようであれば、最初はリードで少し引き寄せながら教えてあげて下さい。

「おいで」で来ることができたらおすわりをさせます。

「おいで」で呼ばれたら飼い主さんの所に行っておすわりをする、という一連の形を教えるようにします。

この一連の動きができるようになったら少しずつ、場所などの条件を変えていきましょう。

距離を少しずつ広げるのにロングリードを活用するのもよいと思います。

しつけの時に注意すること

呼んでも来ない時に「おいで」を連呼することはやめた方がいいようです。

その合図で来るというようにメリハリをつけるためには、少し間を開けてから改めてはっきりと「おいで」と呼ぶようにして下さい。

また、ノーリードは屋外では基本的に禁止されています。

ノーリードでしつけを行う場合は、私有地など許可されているような場所の周囲を囲われた環境の中で、逃走や事故に細心の注意をはらい安全に行うようにして下さい。

ドッグランはノーリード可能な場所ですが、他の犬もいるのでそこで「おいで」を初めて教えるようなことは危険ですのでやめましょう。

ドッグランには、呼び戻しが理解できるようになった状態で行くのがマナーでもあり安全です。

また、しつけで覚えさせる合図の言葉を叱る時に使用するのは避けて下さい。

 

まとめ

子犬を呼び戻す「おいで」のしつけは、トラブル回避や危険から守る為にも大事なものであり、その指示が有効になるようにしておく方がよいです。

もしドッグランに行くのなら、そこではノーリードになりますので、確実に呼び戻せることが必要にで、「おいで」のしつけは必須になると思います。

呼び戻しておすわりをさせる時には、競技会などでは正面か左側と座る位置にも規定があるようですが(競技会もJKCかそれ以外かでは違うようです)それぞれの必要性によってこだわらなくても構わないと思います。

子犬にとっては少し難しいしつけになりますが、その安全を守る為のものでもあります。

呼ばれたら飼い主さんの元に急いで戻ろう!と子犬が行動できるように、強い信頼を築くことができれば可能だと思います。

是非頑張って「おいで」を教えてあげて下さい!

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2 件のコメント

  • 子犬に限らず新たにワンコを迎えた時には必須の躾ですね。これが身についていないとワンコの身に危険が及ぶことも…
    屋内からロングリードつけて…と、これを保護犬迎えた方には特に地道にしつけていただいて逃走や迷子を防ぎたいですね

    • でぶりんさん、コメントありがとうございます。返信遅くなってすみません。
      逃走したまま迷子になって捜索されている話、胸が痛みますね。逃走防止対策と共に、呼び戻しができることは本当に大事と思います。

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