上手に待てるかな?子犬にわかりやすい「待て」のしつけ 

子犬がおすわりをしっかり覚えたら、少しステップアップして「待て」のしつけをしてみましょう。

でも、おすわりなら無理のない姿勢なので簡単にできるけど、動きたがる子犬に「待て」をどうやって教えたらいいのか?ちょっと難しそうですよね。

「待て」も、しつけの基本的なことは同じですので、ゆったりと一緒に楽しむつもりでやってみると良いですよ。

今回は「待て」のしつけの方法を解説したいと思います。

スポンサーリンク

「待て」のしつけの意味って何?

120330_1038

「待て」のしつけができると、その指示で子犬の動きを制止し、指示を解除するまでその体勢で動かないように待機させることができるようになります。

おすわりも犬の行動に抑制をかける種類のものですが、それよりさらに高度な指示になります。

このしつけを覚えさせることができると、犬の行動を抑制することがより強力で確実なものにできます。

おすわりと同様に、この動作は次の行動へと連動させることができる基本的なしつけでもあります。今後、他のしつけをするにあたって「待て」をマスターしているという前提が出て来る機会は多いと思います。

「待て」のしつけは、その指示を解除する指示も必要になります。「待て」と同時に指示を解除する「よし」は、通常はセットにしてしつけをすることになります。

スポンサーリンク

「待て」ができるとどんなふうに便利?

「待て」はおすわりと同じ種類の指示で、その指示を与えることによって行動を抑制することが目的です。

この指示が確実に理解できるようになれば、屋外でも突発的で危険な行動もとっさに制止できて、事故や怪我に繋がる前に子犬を守ることになるしつけなのです。

【おすわりのしつけについて】

すぐに覚えられるしつけ!子犬におすわりを教えよう!

例えば、散歩に出かける時、リードを付けた途端に子犬が喜んでハイテンションで玄関から飛び出そうとするのを停止させるなど、「待て」ができると安全で便利なのです。

散歩の途中にも、他の犬や人に道で遭遇して興奮し、飛びつこうとする行動などが見られたらそれをやめさせることができます。また、信号待ちなど、その場で一旦停止させたい時などにはおすわりと同じように使うことができます。

このしつけが確立できれば、おすわりよりも長い時間の指示が可能になるので、行動の制止がより確実なものになります。

「待て」は犬に対して不必要に我慢を強いる為ではなく、次のしつけへ繋げる為に必要な動作であり、また突発的な行動を制止して危険や事故のリスクを回避し、犬を落ち着かせてその安全を守ることが目的のしつけでもあるのです。

子犬に「待て」を教えよう!

「待て」のしつけは子犬の方も集中力が必要になります。

子犬が動きたがるのは自然な姿ですので、じっとしていられなくても当然のことであるということを理解した上で、ゆったりと余裕を持って進めましょう!

しつけのポイント

「待て」と「よし」は、制止と解除というワンセットの指示としてしつけをします。

動くのが当たり前の子犬に制止の指示をするのは、慣れないうちにはストレスがかかりやすいものです。しつけの時間は10分くらいで、無理のない時間の範囲内で切り上げるようにしましょう。

最初は短い時間から始めます。「待て」でじっとしていることがほんの少しでもできたら、すぐに「よし」で指示を解除して、できたことをうんと褒めてあげるようにして下さい。

また、指示の言葉は統一して、あれこれ変えないようにし、大きな声ではっきりと発音して子犬が聞き取りやすいようにしましょう。

社会化期にある子犬の場合は、その時期にどれだけの「快」の感情を体験させるかが大事なことになります。その時期には何よりも優先させなければならないしつけがあります。

「待て」を教える場合でも、そのしつけを遊びの延長として子犬が楽しめるよう、我慢を強いるという不快なイメージが強調されないように気を付けて下さい。

【子犬の社会化期について】

子犬が来たら教えたい!しつけはいつから始められる?

しつけの進め方

まず、子犬におすわりをさせましょう。

おすわりのしつけを覚え、その体勢を取れるところから「待て」のしつけは開始になります。

飼い主さんは子犬と向かい合ったまま、おすわりしている子犬から1歩ゆっくりと後ろに下がり、子犬が動かなかったらすぐに戻っておやつをあげてスキンシップを取りながらたくさん褒めてあげて下さい。

同じように、今度は2歩下がります。また子犬が動かなければすぐに戻っておやつをあげてたくさん褒めます。

こうして、少しずつ離れる距離を延ばしますが、この時はまだ指示の言葉はかけないで下さい。

子犬は、ただそこでじっとしていたら飼い主さんが必ず戻って来るということに安心し、褒められてごほうびがもらえるという快の感情と関連づけて覚えます。

この繰り返しに慣れてきたら、次は指示の言葉と行動を結びつけられるようにします。

子犬から離れる時に「待て」の指示の言葉をかけるようにします。

そして同じように、すぐに戻ってごほうびをあげるということを繰り返します。

もしも子犬がじっとしていられなかったとしても咎めず、何も言わずに戻ってまた最初からやり直して下さい。

次は、「待て」を解除する言葉「よし」を覚えさせます。

「待て」の指示で少しずつ離れ、子犬がそれを守れたら「よし」という解除の指示語をかけます。

アイコンタクトをしっかり取り、両手を広げて受け入れの体勢で合図をし、こっちに来るよう促します。子犬が来たら思いきり褒めてあげましょう。

こうして、子犬は「待て」の後に「よし」の解除の言葉があって、その合図で動いてもよいということを覚えていきます。

このしつけは最初は室内で集中して行いますが、子犬が慣れて来たら、違う場所などでも試してみましょう。

散歩の時などに屋外でも試してみて下さい。ただし屋外では安全な場所で、必ずリードを繋いだ状態で行って下さい。

これをやってはダメ!

食事をさせる時に「待て」の指示を使ってしばらく待たせる飼い主さんも多いと思います。

しかし「待て」は正確には食事のような場面で使うのではなく、咄嗟の行動を制止する為にあります。

食事の時に待たせるのは、厳密にはおあずけということになります。

食事前の空腹状態で、あまり「待て」をさせていると、食べ物に対する執着心だけを育ててしまいかねないとも言われます。

そのせいで、実際に「待て」が必要な緊急時には使えない指示になってしまうことにもなりかねませんので、基本的には食事とは別の機会を設けてしつけをする方が望ましいと思います。

「待て」のしつけは子犬に何か辛いものを我慢させるためにあるのではないので、この指示は嬉しいことの前ぶれなとして覚えられるよう、楽しい雰囲気でしつけをおこなってあげて下さい。

 

まとめ

待て」は、おすわりができて初めて進むことができる、次のしつけです。おすわりの体勢から始めることになるので、おすわりができることが条件になります。

飼い主さんは、このしつけが子犬の忍耐が目的なのではないことを認識しておきましょう。

「待て」は、子犬の行動をコントロールして安全を守る為、そしてこの先に続くいろいろなしつけの基本姿勢にもなるものです。

大切なことは、しつけの時間を子犬も飼い主さんも一緒に楽しむことだと思います。

子犬には嫌なことや無理強いをせず、成功体験で得られる「快」を積み重ねてあげることがしつけのポイントになります。

子犬がしっかり成功体験を積めることを意識して取り組めば、子犬も楽しく指示を受け入れることができるようになります。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

【おすすめ記事】

いつでも注目!のしつけ!子犬がアイコンタクトできる時期

スポンサーリンク

あわせて読みたい関連記事はこちら!


data-matched-content-ui-type="image_card_stacked"

《これは使える!》

目や口に入っても安全!優れた除菌効果!