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子犬にご飯をあげる時に「待て」のしつけ どうやって教える?

♦子犬のしつけ

ご飯の準備を始めると、もう待ちきれない!という勢いでテンションがあがる子犬は多いですね。

ご飯を前に「待て」のしつけをしたい飼い主さん、実はこれ、厳密には本来の「待て」と少し意味が異なります。

もちろん、ご飯の時にも「待て」は教えられます。

今回は、ご飯の場面での「待て」のしつけについて説明したいと思います。

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子犬が「待て」を覚えると役に立つことが多い

子犬に「待て」のしつけはどんな目的でするのでしょう?

「待て」は、それを解除する言葉の「よし」とセットで教えます。

犬は、飼い主さんが「よし」と許可するまで待たなければいけません。

外に出ると、飛び出したら危険な場所や止まらなければならない信号などがあります。

あるいは、人や他の犬に飛びつこうとする時なども犬の動きを止めなければなりません。

そんな時に「待て」と指示をして行動を制止できれば、危険や事故などを回避することができるのです。

「待て」は、行動制止のしつけです。

食べ物を前にして「待て」という命令が有効であれば、散歩中など、道に落ちている食べ物を誤って食べてしまうことも制止できます。

危険な誤食を防ぐのにも役に立つというわけです。

【待てのしつけ】

上手に待てるかな?子犬にわかりやすい「待て」のしつけ

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ご飯の「待て」は「おあずけ」が正しい

実は、ご飯の時の「待て」は、正しくは「おあずけ」になります。

ご飯を前にした場面というだけで、「待て」には違いないのですが、それだけを教えても本当の意味の「待て」にはなりません。

ご飯で「待て」ができても、それはただ毎日の食事の習慣として身につくに過ぎないのです。

「待て」の指示では、咄嗟に、いつでも、緊急時にも、犬は行動を制止できなければなりません。

室内でも屋外でも、どのような条件であろうと「待て」の指示で止まるようにさせるのがこのしつけです。

まもなく解除の指示があってご飯が食べられるとわかっている毎日の「おあずけ」の習慣とは、異なってくるのです。

子犬に「待て」のしつけができていて、それをご飯の時に応用しておあずけもできれば、そのしつけは正しいでしょう。

反対に、ご飯のおあずけはできるけど、それ以外の場面ではしつけられていないならば、それは本当の「待て」ではありません。

子犬に本当の意味での「待て」をしつけをするには、様々な場面で子犬が「待て」の指示に従えるようになることが大事です。

そしてさらに、子犬にとっての大きな魅力である食べ物を前にした時に、おあずけを可能にするとよいでしょう。

子犬には食べ物の誘惑はとても多く、それによっての事故も多いので、食事という場面でも待てができるのは有意義です。

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ご飯時に「待て」をしつける方法

まずは子犬にスタンダードな「待て」のしつけをしましょう。

ご飯の時というのはひとつの設定場面と考えます。

きちんと「待て」ができるようになれば、あとはその応用になります。

ご飯の時の「待て」も簡単にできるようになるでしょう。

まず子犬をおすわりさせます。

そして子犬の目の前にご飯を置き、「待て」と指示してアイコンタクトを取ります。

アイコンタクトを取りやすいように、飼い主さんの目の高さにフードをかかげて視線を誘導し、注目させるようにしてもいいと思います。

子犬が「待て」をできたら、3秒ほど数えてすぐに「よし」の解除でご飯を食べさせてください。

食べ物は全て飼い主さんの指示が必要で、飼い主さんの許可で食べることができる、ということをしつけるのが大事なことです。

なので「待て」ができれば長い時間引っ張る必要はありません。

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これをやってはだめ!

ご飯を前に「待て」を長い時間させすぎると、子犬は次第にご飯に対する執着をむやみに高めてしまいます。

そして飼い主さんに対して不信感を持つようになってしまいます。

スタンダードな「待て」のしつけの方では褒められておやつがもらえるのに、ご飯の時の「待て」になるとただご飯を食べさせてもらえないだけというイメージがついてしまいます。

ご飯の時に「待て」のしつけをするのは好ましくないとするトレーナーや獣医師もいるくらいです。

ご飯はご飯としてもったいぶらずに食べさせる、ご褒美はおやつとして別に与える、そのような対応をすることは子犬のご飯への執着を持たせないためには大事なことなのです。

 

まとめ

ご飯の時の「待て」は、毎日の食事習慣の「おあずけ」に過ぎません。

食事習慣を教えることそのものは無駄ではありません。

ただ、ご飯を前にして長い時間の「待て」をさせたり、何度もやり直したりすると、執着心を植え付けることになるのであまりよくありません。

「おあずけ」にこだわるのではなく、本当の「待て」のしつけを丁寧に行うようにしましょう。

その上で、誤食事故を回避する為にも、食べることには全て飼い主さんの許可が必要ということをしつけてあげて下さい。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

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