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かぼちゃを犬の食べ物にする時の注意点【栄養と使い方】

♦犬の食べ物
この記事は約6分で読めます。

かぼちゃを好きな犬、多いのではないでしょうか?

犬用おやつなどにもよく使われていますよね。

うちの犬も甘くておいしいかぼちゃが大好きなので、ご飯のトッピングに時々使います。

かぼちゃは栄養も豊富な緑黄色野菜ですよ。

今回は、かぼちゃの魅力と、犬の食べ物への使い方や注意点などをお伝えしたいと思います。

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かぼちゃは保存がきいて便利!

かぼちゃはウリ科カボチャ属という種類の野菜で、大きく分けると西洋かぼちゃ日本かぼちゃがあります。

日本かぼちゃというのは、実が薄い黄色で水分が多くて甘味も上品です。

日本料理の煮物などで見かける、あっさりした味の方ですね。

西洋かぼちゃは、濃い黄色の実でほくほくとした食感で甘味が強い方です。

かぼちゃと言えば、一般的には西洋かぼちゃを指すことが多いと思います。

実は栄養価も西洋かぼちゃの方が優れているのですよ。

 

かぼちゃは冬至に食べるという習慣が日本にはありますよね。

だから冬の食べ物と思われがちで、私もそう思っていました。

でも、西洋かぼちゃの収穫は大体7月から8月の真夏なのです。

収穫して2,3ヶ月寝かせると、ほどよく水分が抜けてでんぷんが糖分に変化しあのほくほくしたかぼちゃの甘味になって、ちょうど秋ぐらいが食べ頃だそうです。

 

つまり、かぼちゃはそれだけ長期間でも保存が可能な野菜なのです。

現在は冷蔵庫も当たり前で作り置きや冷凍保存も簡単ですが、保存方法が発達していなかった時代にはとても重宝された野菜でした。

いつしか輸入の野菜も多くなり、旬はいつなのかわからないものも多くなりましたね。

かぼちゃも売ってない季節ってないですよね。

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かぼちゃの栄養素は素晴らしい

かぼちゃは、とても栄養が豊富でバランスのよい緑黄色野菜です。

主な栄養素を挙げてみましょうね。

(栄養素は全て西洋かぼちゃ100gあたり)

ビタミンC=43㎎

ビタミンCは抗酸化作用が有名な、おなじみのビタミンですね。

サプリを愛用している人も多いと思いますが、水溶性ビタミンなので不要なものは尿中に排泄され、一般的には摂りすぎになることはありません。

ただ、あまり大用量を続けている人は悪影響もあるのでお気をつけ下さいね。

 

ビタミンCは、ストレスがかかった時や病気の時などに多く消費されます。

 

実は、犬はビタミンCを体内で合成できるので、私達みたいに食事から摂る必要はないのです。

ただ、闘病中の犬や老犬など体力を消耗しやすい犬は、ビタミンCが多く使われるので食べ物から補うことにもちゃんと意味はあります。

β(ベータ)カロテン=4000㎍

かぼちゃのような緑黄色野菜に多く含まれているビタミンです。

βカロテンとして体内に取り入れ、必要な量だけがビタミンAに変化します。

ビタミンAは、粘膜や皮膚を強化して細菌やウイルスの侵入を防ぎ、呼吸器系を守ります。

免疫力を高める力があり、ガン予防の効果なども期待されています。

さらに、目の健康を正常に保つ働きもあるなど、まさにいいことだらけ。

 

ところで、みかんを大量に食べすぎると手が黄色くなりませんか?

みかんにもβカロテンが豊富に含まれていて、βカロテンを一度に摂りすぎることによる柑皮症という症状が現れるのです。

一時的なものなので心配ないのですが、かぼちゃも食べすぎると同様のことがあるそうです。

 

 

どうせビタミンAになるのなら、βカロテンよりビタミンAを撮った方がいいと一瞬思うところです。

でも、ビタミンAの形になると脂溶性ビタミンと言って、余分なものも排泄されることなく身体に蓄積され過剰症をおこします。

その点、βカロテンは要るだけ使われるので便利です。

犬の体格もよりますが、通常、人間よりビタミンAを多く必要とすると言われています。

 

 

ビタミンE=5.1㎎

かぼちゃはビタミンEも豊富です。

ビタミンEは、ビタミンAやビタミンCと共に「若返りの3大ビタミンの一つ」で、かぼちゃには全てのビタミンが豊富に含まれているわけですね。

 

高い抗酸化作用があって血管の健康を維持します。

免疫力の低下を防いで、アンチエイジングやガンの予防効果など期待できます。

カリウム=450㎎

カリウムはナトリウムと拮抗し、体内の余分なナトリウムを排泄させてくれます。

その結果、血圧を正常に保ち、むくみなども改善します。

ナトリウムのバランスを取ってくれる栄養素です。

高血圧から起こる脳や心臓の病気を予防するためには重要な栄養素です。

その他

かぼちゃには他にも、ビタミンK・ビタミンB群・リン・マグネシウム・カルシウム・鉄などバランスよく含まれているし、食物繊維も豊富です。

 

実はかぼちゃの栄養素は、野菜の中でもトップクラスなのですよ。

難点は、カロリーの高さでしょうか。

100gあたり91Kcalあります。

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犬の食べ物にかぼちゃをあげる注意点

かぼちゃは犬の嗜好性が高い食べ物。

好まれやすく、犬の食べ物に適しています。

問題なのは、何回も言いますがカロリーの高さ。

犬の食いつきが良い食べ物なので食べ過ぎになりやすいです。

注意しないと肥満の原因になってしまいます。

 

犬におやつとして与えて良いカロリーは、食事量全体の20%以内と言われています。

かぼちゃを使う場合は、トッピングに少量、または食事のカロリーをその分少し減らすなど、工夫が必要でしょう。

まあこれはかぼちゃに限らず、おやつと食事のカロリーバランスは必要ですね。

 

うちの犬はかぼちゃが大好き。

喜ぶのでつい多く与えてしまいがちで反省します。

 

また、生のかぼちゃは消化不良の原因になるので、絶対に生食させないで下さい!

犬の食べ物にする時は必ず加熱し、柔らかい状態にしてあげて下さいね。

 

かぼちゃは、皮にも栄養が豊富に含まれます。

ですので私達は、加熱したら皮ごと食べるのがベターです。

だけど犬の腸は、元々食物繊維の消化が苦手。

加熱しても皮は消化されにくいままなので、犬の食べ物には皮を取ってあげて下さい。

そして喉や腸に詰まったりしない大きさに切るか、すりつぶすなどするとよいですよ。

犬は、食べ物をほぼ丸飲みします。

歯の構造が人とは違い、人のように咀嚼しないので必ず安全な形でお願いします。

 

もしもかぼちゃが食べられない問題があるとすれば、それはアレルギーです。

他の食べ物と同様、かぼちゃにもアレルギー症状がないことは必ず確認して下さいね。

 

冷凍のカットかぼちゃも手軽なのですが、旬のかぼちゃを加熱してマッシュし、ジップロックに入れて冷凍保存しておくと、何かと便利ですよ!

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かぼちゃを使った犬のスイーツ

かぼちゃは人間のスイーツにもよく使われ、ハロウィンの時など大活躍ですね。

 

今回は、おいしそうな犬用スイーツをご紹介してみますね。

お値段もお手頃だし、とても可愛いので、特別な日などにいかがでしょう?

 

 

まとめ

かぼちゃは栄養満点、優秀な緑黄色野菜です。

かぼちゃに食いつきのよい犬は多いので、食欲のない時など、ペーストにして犬の食べ物などに取り入れてあげても良いと思います。

食が進まない時は、かぼちゃのカロリーの高さが役立ちますよ。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

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