犬が栗を食べていいのかを解説!犬の食べ物に秋の味覚を

栗は秋の味覚の代表で、お菓子の素材としても優秀です。

旬の時期なら、茹でて食べるだけでも粘りがあって、甘くて美味しい栗。

今回は、そんな栗を犬の食べ物にできるのか?

犬も食べていいのかについて、解説したいと思います。

栗はナッツに含まれる

栗の原産国は日本です。

もちろん外国産の栗もあり、マロングラッセなどのお菓子にするのに向いている栗など、種類もいろいろあります。

日本の栗の特徴は、水分が58%と多く、アクも少なくて品の良い味、粘りが強く調理にも向いているとされています。(かなり優秀ですね)

水分が少なそうな印象がありますが、栗にそんなに水分があるということには驚きます。

栗は、ナッツ系に分類されています。

そして、私達が通常食べている部分は実ではなく、の部分にあたります。

普通は皮と思っている硬いところが栗の実なのだそうです。

ご存じの方もいたとは思いますが、私はびっくりでした。

栗はナッツ系なのに脂質は少なく、食べられる部分は種の部分なので栄養分は凝縮されており濃厚、デンプンが多くてミネラルも豊富です。

芋類などと比較すると、でんぷんの粒子が細かいために、口当たりがあのようにソフトなのです。

《加熱(ゆで)栗の可食部100gの成分表》

廃棄率 20 %
エネルギー 167 kcal
699 kJ
水分 58.4 g
たんぱく質 3.5 g
  アミノ酸組成によるたんぱく質 (2.9) g
脂質 0.6 g
  トリアシルグリセロール当量 0.5 g
炭水化物 36.7 g
灰分 0.8 g


ナトリウム 1 mg
カリウム 460 mg
カルシウム 23 mg
マグネシウム 45 mg
リン 72 mg
0.7 mg
亜鉛 0.6 mg
0.37 mg
マンガン 1.07 mg



A カロテン α 26 μg
β 24 μg
β−カロテン当量 37 μg
レチノール活性当量 3 μg
E トコフェロール γ 3.3 mg
B1 0.17 mg
B2 0.08 mg
ナイアシン 1.0 mg
ナイアシン当量 (1.7) mg
B6 0.26 mg
葉酸 76 μg
パントテン酸 1.06 mg
C 26 mg


飽和 0.11 g
一価不飽和 0.06 g
多価不飽和 0.30 g
コレステロール (0) mg
単糖当量 32.8 g



水溶性 0.3 g
不溶性 6.3 g
総量 6.6 g
成分名 単位

出典元:文部科学省食品成分データベースhttps://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=5_05011_7

栗には、蛋白質、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガンと、ミネラルやビタミンがバランスよく含まれています。

食物繊維も豊富で栄養価が高く、それに比例してカロリーも100g164Kcalと高いのは、ナッツならではかもしれません。

栗は、その種が成長していく為の栄養がぎっしりと詰まっているので、大変効率のよい食べ物なのです。

また、栗の渋皮と呼ばれる部分には、タンニン・プロアントシアニジンという物質が含まれています。

これはポリフェノールの一種で、抗酸化作用がある成分であり、がん予防にその効果が期待されています。

また、栗のビタミンCは、でんぷんに守られている為に加熱しても壊れにくいという特徴があります。

犬は栗を食べていいのか?の結論

犬は栗を食べていいのか?について、結論から言えば、犬は栗を食べていいです。

栗には、犬が中毒を起こすような物質は含まれてないので、犬の食べ物にしても大丈夫です。

栗は、栄養素が濃厚に詰まっていて、しかもエネルギーが高い食べ物なので効率がよく、少量でも栄養補給が可能な食べ物です。

もし、犬が食欲のない場合など、少ない量でエネルギーと栄養を摂れるので、そういう意味ではとても重宝な食べ物かもしれません。

ただ、栗は食物繊維が多いので、犬には消化がしづらいという難点もあります。

効率が良いと言っても、食欲のないような犬がそのような栗を食べていいのか?というところはちょっと不安もあります。

では、犬は、どのくらいの量ならば栗を食べていいのか?という話に進むことにします。

栗は、1個のカロリーが約38Kcalという計算になりますので、あの大きさから見ると本当に高カロリーです。

犬にとっての適量は、中型犬(11~20kg)の体格と考えても、何だか残念な気もしますがせいぜい栗1個くらいとされています。

小型犬であれば、栗1個でも多すぎるということになりますので、小さな犬だと、半分とか4分の1とかの本当に少量になるわけです。

高カロリーの栗を食べさせすぎることは、肥満の原因になりやすく、また、食物線維を過剰に摂ると犬の腸には負担がかかります。

栗は、私達でも、食べすぎるとおなかが張ったりしやすい食べ物ですので、それを考えると、犬にもあまり食べさせられないのは理解できますね。

つまり、犬が食べていいのは、人から見れば本当に味見程度ということになるのです。

犬は加熱してない栗を食べていいのか?

加熱していない生の栗は、消化不良を起こし、嘔吐や下痢の原因になりますので、犬には決して食べさせてはいけません。

私達も、生の栗を食べることなどありません。

同じように、犬が栗を食べていいのは加熱したものだけです。

食べさせる時には外皮を剥いて、さらに中の薄い渋皮もきれいに取り除いて下さい。

栗の皮や渋皮は、犬が食べていい部分ではありません。

人間も通常、外皮は取り除いて食べますが、犬も皮を消化することはできないだけでなく、硬いので、食べさせると消化管を傷つけることもあり、または誤嚥する可能性もあるので危険です。

薄い渋皮は、人間の場合は渋皮煮などで食べることもできるのですが、渋皮は食物繊維が豊富な部分なので、犬には消化がよくありません。

渋皮は、ポリフェノールが豊富で、取り除くのは惜しいようにも思いますが、消化吸収できなければ何の意味もありません。

また、犬は、食べ物をあまり咀嚼せず丸飲みする傾向がありますが、栗は、その形状からも、犬が丸飲みしやすい食べ物です。

そして、丸飲みすると喉に詰まったり、消化管に詰まったりする危険があります。

栗を犬の食べ物にする時は、小さな栗でも刻むか、いっそ潰してペースト状にするなどして、安全な形にしてから食べさせて下さい。

犬が栗を食べていいのかは、加熱し、皮と渋皮を取り除いて刻むか潰して消化しやすくした栗を少量与えるのであればよいということになります。

 

人も犬も食べられる栗を使ったスイーツ

栗は、旬の時期以外でも、お菓子などにして季節問わずに食べることができます。

大変便利な食べ物ですが、犬は、甘露煮やマロングラッセなど甘く煮詰めたお菓子の栗を食べていいわけではありません。

しかし、犬には犬用スィーツというものもあります。

スィーツも、肥満やカロリーという点で、あまりお勧めできるものではないとは思っているのですが、特別な日のおやつくらいなら良いのかもしれません。

実は、犬は味覚の中で甘味が好きなのです。

犬用のスイーツは、味は薄いですが人間も違和感なく食べられるものも多いようです。

私は、犬用アイスクリームを味見したことがありますが、かなり薄味で甘味の少ない素材の味という感じの、本当に遠いところで味がしている印象でした。

人には物足りないですが、ヘルシーな甘さで、犬にはちょうど良い美味しさかもしれません。

今回は、飼い主さんと一緒に食べられる犬用スイーツを見つけましたので、ご紹介してみますね。

こちらのスイーツは栗のロールケーキですが、どんな味なのか気になります。

まとめ

食べる部分が種である栗は、小さいけれども栄養素がたっぷりで、効率の良い食べ物、犬には味見程度にしかなりませんが、ごく少量なら食べていいということになります。

食欲がない犬には、高カロリー栄養食にもなるので、ペースト状にしたり、食いつきが悪い時のトッピングにも使えると思います。

ただ、栗はつるんと飲み込んでしまいやすい形状をしていますので、小さいからとそのまま丸ごと食べさせるのは危険ですのでやめて下さいね。

必ず適量を守り、安全に食べさせてあげて下さい。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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