犬が栗を食べていいのかを解説!犬の食べ物に秋の味覚を

栗は秋の味覚の代表!お菓子の素材としても優秀素材ですね。

栗は和菓子の定番、洋菓子ではモンブラン。旬の栗なら茹でて食べるだけでも粘りがあって柔らかく、甘くて美味しいですね。

ところで犬は栗を食べていいのか?疑問をお持ちの飼い主さんの為に、栗を犬の食べ物にできるのかについて解説したいと思います。

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栗の栄養素について

の原産国は日本です。もちろん外国産もありますし、マロングラッセなどのお菓子にする場合は、それに向いているという種類のものもあります。

日本の栗の特徴は、水分が58%と多くてアクも少なく、品の良い味で粘りが強く調理にも向いているとされています。(かなり優秀ですね)

水分が少なそうな印象だったのですが、栗にそんなに水分があるということには驚きます。

栗はナッツ系に分類されています。

そして、通常食べている部分は実ではなく、の部分にあたります。普通は皮と思っている硬いところが栗の実なのだそうです。それも意外な感じがしますね。

種の部分は栄養分が濃厚で、ナッツ系なのに脂質は少なくデンプンが多く、ミネラルも豊富です。芋類などと比較するとでんぷんの粒子が細かいので、口当たりもあのようにソフトなのです。

栗には蛋白質、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガンという栄養素があり、食物繊維が豊富で栄養バランスがよく、カロリーが100gで164Kcalと高いのはナッツならではですね。

栗は、その種が成長していく為の栄養がぎっしりと詰まっていて効率のいい食べ物なのです。

また、栗の渋皮にはタンニン・プロアントシアニジンという物質が含まれています。これはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があり、がん予防に効果が期待されます。

また、栗のビタミンCは、でんぷんに守られている為に加熱しても壊れにくいという特徴があります。

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結論として・・犬は栗を食べていいのか?

犬は栗を食べていいのか?について、結論から言えば、犬は栗を食べていいです。問題ありません。

栗には犬が中毒を起こすような物質は含まれてないので、犬の食べ物にしても安全です。

栗は栄養素が濃厚に詰まっていて、しかもエネルギーが高い食べ物なので効率よく、少量でも栄養補給が可能になります。

もしも犬が食欲のない場合などは、少ない量でエネルギーと栄養を摂れるので、そういう意味ではとてもいい食べ物になります。

ただ、栗は食物繊維が多いことが犬には消化がしづらいという難点もあるので、いくら効率が良いと言っても、食欲のないような犬がそのような栗を食べていいのかというところはちょっと不安な気もしますね。

では、どのくらいの量なら犬は栗を食べていいのかという話に進むことにしましょう。

栗は、1個のカロリーが約38Kcalという計算になり、犬にとっての適量は、中型犬の大きさでも栗1個くらいとされています。とすると、小型犬であれば1個は多すぎるということになりますので、小さな犬には半分とか4分の1とか、本当に少量になります。

高カロリーの栗を食べさせすぎることは、肥満の原因になりやすいです。また、食物繊維が多すぎると犬の腸に負担になります。

栗は、人でもたくさん食べすぎると、おなかが張ったりしやすい食べ物ですので注意しましょう。

つまり犬が食べていいのは、人から見れば本当に味見程度ということになります。

加熱しなくても犬は栗を食べていいのか?

加熱していない生の栗は、消化不良で嘔吐や下痢の原因になるので、犬に決して食べさせてはいけません。

私達も生の栗を食べることなどありませんが、犬が栗を食べていいのは加熱したものだけです。

そして、食べさせる時には皮を剥いて、さらに中の薄い渋皮もきれいに取り除いて下さい。栗の皮や渋皮は犬が食べていい部分ではありません。

人間も通常、皮は取り除いて食べますが、犬も皮を消化することはできません。それどころか、硬いので食べさせると消化管を傷つけることや誤飲の可能性があり危険です。

また、渋皮は、人間の場合は渋皮煮などで食べることもできますが、食物繊維が豊富な部分なので、やはり犬には消化がよくないと言えます。渋皮はポリフェノールが含まれているので少し残念な気がしますが、消化できなければ意味がないので取ってあげて下さい。

さらに、栗はその形状から犬が丸飲みする危険があります。

犬は、食べ物をあまり咀嚼せず丸飲みする傾向があります。栗も丸飲みすると喉に詰まったり、消化管に詰まったりする危険があります。

犬の食べ物にする時は、小さな栗でも小さく刻むか、潰してペースト状にするなどして、消化しやすいようにしてから食べさせて下さい。

つまり、犬が栗を食べていいのかについては、加熱して皮と渋皮を取り除いて刻むか潰して消化しやすくした栗であればよい、ということになります。

人も犬も食べられる栗を使ったスイーツ

栗は、旬の時期以外でも、お菓子などにして季節問わずに食べることができます。大変便利な食べ物ですが、犬は、まさか甘露煮やマロングラッセなど甘く煮詰めたお菓子として栗を食べていいわけではありません。

でも犬には犬用スィーツというものもあります。スィーツこそ肥満やカロリーという点では、あまりお勧めできるものではないとは思っているのですが、特別な時の演出くらいには良いかもしれません。実は犬は甘味が好きなのです。

犬用のスイーツは、味は薄いですが人間も違和感なく食べられるものも多いようです。

私はアイスクリームを味見したことがありますが、何となく遠いところで味がする印象でした。薄味で甘味の少ない素材の味という感じです。

当然ですが、人には物足りないです。でもヘルシーな甘さで犬にも美味しいのかもしれません。

今回は、飼い主さんと一緒に食べられる犬用スイーツというのを見つけましたので、ご紹介してみますね。こちらのスイーツは栗のロールケーキです。どんな味なのかちょっと気になります。

まとめ

秋の味覚の代表で日本ではなじみ深い味の栗、犬が栗を食べていいのか?の答は、加熱したものであること、皮と渋皮を取り除いて小さく砕いたりしたもの、という条件付きでなら食べていいということになります。

しかし、栗に限らず、何かを犬の食べ物にする時には、常にその食べ物にアレルギーがないかどうかを必ず観察して確認して下さい。

食べる部分が種である栗は、小さいけれども栄養素がたっぷりで、効率の良い食べ物です。食欲がない犬には、高カロリー栄養食にもなるので、ペースト状にしたり、食いつきが悪い場合はトッピングにも使えると思います。

ただ栄養素とともに食物繊維も豊富なので、犬には、消化吸収しやすいように砕くか刻むなどしてからあげて下さいね。

小さいからとそのまま丸ごと食べさせると、栗はつるんと飲み込んでしまいやすい形状をしていますので、丸飲みの危険もあります。安全に、そして必ず適量を守って食べさせましょう。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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