子犬とのコミュニケーション「お手」のしつけをしてみよう!

犬に詳しくない人でも、よその子犬に「お手!お手!」と言っているような場面を見たことはないですか?

「お手」は誰でもが思い浮かべるくらいに有名な、犬のしぐさの一つですね。

子犬がお手をしてくれるしぐさはとても可愛いし、教えてみたい、でも簡単に教えることが可能なのでしょうか?

今回は「お手」のしつけについて解説したいと思います。

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子犬のしつけ「お手」はトリック

子犬のしつけの中には、それが人間と共存していく上で必要となるような基本的な動作を教える種類のものと、教えなくても(できなくても)特に問題とならない種類のものがあります。

例えば、「おすわり」や「待て」などは基本動作になるのでできる方がよく、日常的に必要となる場面も多いので必要があると言えます。

しかし、「お手」については、それをできないままに成長したとしても特に困るようなことはなく、必要な場面も特にないので、「お手」ができるとすればいわゆる一芸ということになります。

この子犬の一芸となるものは「トリック」と呼ばれ、「お手」の他にも「ハイタッチ」「ちょうだい」や「ゴロン」「バーン」「持ってこい」や「ダンス」など、簡単なものからかなりハイレベルなものまで多々あります。

トリックは、飼い主さんと遊ぶという要素の大きいしつけであり、いわゆるコミュニケーションの方法の一つです。

その中でも、最も初歩的で誰にでも認識されているほど有名であり、そして簡単にしつけられるものがこの「お手」と言えるでしょう。

その子犬を見る時、「お手」ができるかどうかというのは意外と話題になりやすく、もし「お手」ができたら、そのことでも場が和んだりしやすいのではないでしょうか。

お手のしぐさは、子犬が自然に身に着けやすい、しつけしやすいものです。

子犬は、母親に甘えたり、遊んで欲しいとねだったりする時に前足を出して、まるで「ねぇねぇ」というように相手に触れることが多く、これは甘えの表現のひとつです。

この頃にはそのようなしぐさを自然にすることが多いので、この時期に「お手」を教えると簡単に覚えることができます。

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「お手」のしつけでこんないいことも!

「お手」のしつけは、簡単にできる飼い主さんとのコミュニケーション手段であり、場所を選ばずいつでもどこでもできます。

飼い主さんだけでなく他の人との触れ合い場面においても、「お手」ができれば、それを最初のコミュニケーションにして仲良くなることもできます。

犬は前足が敏感で、通常は前足を触られることを警戒してあまり好まないのですが、「お手」のしつけでその合図が理解できるようになると、合図さえあれば前足に触られることに慣れてきます。

「お手」ができるようになることで飼い主さんも前足に触るのが楽になり、散歩で汚れた足を拭く時や足の裏を触る時などにこのポーズを取らせることができたらとても便利です。

また、このトリックと呼ばれる一芸のしつけは、あくまでも遊びの一種であり、一緒の目標に向かって飼い主さんと子犬が楽しむことが大前提なので、その楽しいコミュニケーションを通して信頼関係を深めながら、子犬の脳にもいい刺激を与えることになります。

「お手」のしつけ方

それでは実際に「お手」のしつけをしてみましょう。

ところで、「お手」と「おかわり」はワンセットにして交互に指示することが一般的ではないかと思いますが、どちらの手が「お手」なのか考えたことはないでしょうか?

実はこれはJKC規定によるとどちらでも良いとのことだそうです。

どちらからでも構わないので、最初に出すのが「お手」で次が「おかわり」、別の手を交互に出せばそれでいいのだそうです。

「お手」のしつけ方にはいろいろな方法があるようですが、ここでは2パターンをあげてみます。

しつけパターン1

こちらのパターンは、子犬におやつを探させる方法で行います。

飼い主さんがおやつを手のひらに乗せて、子犬にそれを見せておやつを持っていることを確認させます。

そして、そのままおやつを手に握って隠し、おやつを握ったその手を子犬の前の床に置きます。

子犬はそこにおやつがあることを知っているので、何とかしておやつを取ろうとするでしょう。

においを嗅ごうとしたり、前足で握った手のひらを開かせようとしたりするかもしれません。

そのようなしぐさの中で、飼い主さんの手の上に子犬が前足を乗せた時点で「お手」という言葉をかけて、手のひらを開きおやつを出してあげて褒めてあげましょう。

同じ方法を繰り返し、子犬の前に出す手の高さを毎回少しずつ上げていって下さい。

「お手」のポーズに慣れてきたら、今度はおやつを握らずに飼い主さんも手のひらを開いた状態でその上に子犬が前足を乗せられるようにしていきます。

うまくいかなければまた前の状態からやり直しましょう。

このようなことを続けていくうちに、「お手」という合図は前足をあげて飼い主さんの手に乗せることということが理解できるようになります。

しつけパターン2

こちらの方法は、自分から前足を乗せるように誘導するのではなく、飼い主さん側からその形を取らせて教える方法です。

飼い主さんは向かい合いって子犬を座らせ、前足や肉球を優しく触ります。

そうすると、子犬も前足を動かし前足をあげる動作をすることがあるでしょう。

その時に、あがった前足を飼い主さんの手で受けて「お手」の形にして、「お手」と言葉をかけましょう。

そしておやつを使ってもよいので褒めてあげましょう。

この繰り返しをします。

そうすると、子犬は「お手」という合図とこの動作を結びつけて理解するようになります。

「おかわり」を教えるのも同様にして「お手」に続く一連の動作としてしつけると良いでしょう。

 

まとめ

「お手」は必ずできるようにならなければ困るような内容の動作ではなく、覚えられなければそれはそれでもかまわない種類のものです。

子犬のしつけの中でまだ優先させるものが他にあってそれが完成されてない間は、無理をして早急に「お手」を覚えさせる必要もありません。

実際に、不要なしつけなのでと判断して教えていないという飼い主さんもいるようです。

でも、必要でもないけれど無駄でもないのがこのようなしつけでしょう。

「お手」のポーズで前足を相手に出すことは、子犬が母親にお乳をねだる時のしぐさの名残と言われ、相手に対して何か甘えている時の姿であり、自然なコミュニケーションになるのです。

子犬の時に特有なこの甘えてねだるしぐさは、飼い主さんにもよく見せるでしょうから、それをそのまま「お手」に関連付けるこのしつけはこの時期には簡単なのです。

成犬になるにつれてこのようなしぐさも少なくなってきますので、できればこのしぐさが自然にある間にしつけた方が覚えやすいのです。

このようなコミュニケーションのしつけは、飼い主さんも子犬と一緒に遊ぶことができますし、これがちょうど会話のような役割を持つこともあるのではないでしょうか。

楽しいコミュニケーションをとる遊び心も常に持ちながらの関係の方が、よりよい関係を築けるのではないかと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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