『犬の十戒』~犬との約束~にGo!
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これで解決!犬が粗相した時のカーペット・畳の掃除法

♦トイレのしつけ
この記事は約5分で読めます。

犬が畳やカーペットに粗相した時の掃除方法、どのようにしてますか?

染み込んでしまうと頑固なにおいが取れなくなり、苦労しますね。

効率のよい掃除方法を覚えておくとよいですね。

今回は犬が畳・カーペットに粗相した時の掃除法を情報共有します。

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粗相を見つけても騒がない

犬の粗相を見つけたら「早く片付けないと染み込んでしまう!」と慌ててしまいますね。

でもとりあえずは落ち着きましょう。

大慌てで動く飼い主さんを見て、犬は遊んでもらえると勘違いしてしまうかもしれません。

粗相すると喜んでもらえるという関連付けにならないように、犬をその場から静かに移動させて下さい。

決して大声で怒鳴ったりしないで下さいね。

犬を他の部屋やケージに移動させてから、淡々と掃除を始めましょう。

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カーペットの粗相の掃除法

実は粗相の温床になりがちなのがカーペットです。

足で踏んだら柔らかいので、犬にとっては土の上や芝生の上と似て気持ちのよい感触、粗相しやすい場所です。

でもシミになりやすく、素材や大きさによっては洗うこともなかなか難しいです。

なのでにおいがいつまでも残りやすく、粗相されるととても困ります。

 

カーペットの粗相は次のような方法で掃除するとよいですよ。

 

1.カーペットの裏側にペットシーツを敷きこむ。

まずカーペットの水分を吸収させてシーツに移します。

古い大判のタオルなどでも代用可能ですよ。

ペットシーツを何枚も使うのは少しもったいないですが、水分の吸収はすぐれていてこれに勝るものはなく、後始末もしやすいです。

 

2.粗相の部分に熱湯をかける。

お湯をかけたらその上からペットシーツ、あるいは乾いた雑巾やタオルなどをかぶせて上下からサンドイッチにし、水分を吸収させます。

これを何度か繰り返します。

この時の注意は、力を入れてごしごしとこすらないこと。

こするとかえって染み込んで広がってしまいます。

押さえつけるようにして水分を吸い取らせて下さい。

 

ただ、カーペットの素材によっては、熱湯はだめなこともあると思います。

子供さんのいる家などでは、やけどなどの事故の危険もあるので、あまり熱湯を使いたくないですよね。

そんな時は次の方法がいいと思います。

 

熱湯ではなく、ワイドハイターのような酸素系漂白剤を準備します。

お風呂より少し高いくらいのお湯(50℃程度)1Lほどに対し酸素系漂白剤タイプの洗剤をキャップで約2杯入れて溶かします。

上記と同様に下にペットシーツを敷きこんでおいて、雑巾かタオルをこの液に浸してポンポンと叩くようにカーペットに染み込ませます。

これも同じく上からシーツをかぶせてサンドイッチにし、そのまま1時間くらい放置します。

 

次に水で濡らしたタオルでカーペットに残っている洗剤をすすいで薄めるイメージでポンポンと叩きます。

そして乾いたタオルでやはり叩くようにして拭き取っていきます。

水で濡らしたタオルと乾いたタオルを繰り返して洗剤分を取り除きます。

私自身、洗剤を使った方法で対処してきたのですが、丁寧にやると結構きれいになると思います。

 

3.ドライヤーで乾燥させる。

水分がある程度拭き取れたら、ドライヤーで乾燥させて仕上げます。

つまり全体的にカーペットを部分洗いしているイメージすね。

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畳の粗相の掃除法

畳の場合は、基本的に洗う前提のない素材ですので、粗相されると結構厄介ですね。

 

畳は、

  • 畳床という土台
  • 畳表という表面部分

でできています。

粗相があった時に汚染するのは畳表の部分です。

もし畳床まで水分が染み込んだ場合は、土台の素材が何であるかによってかなりダメージが違ってきます。

土台が

  • 昔ながらの藁や木片などの素材:水が染み込みやすいのでにおいも残りやすい
  • 発泡スチロールなどの素材:比較的吸収しにくくにおいも残りにくい

 

犬が畳に粗相した時は、とりあえずペットシーツか乾いたタオルなどを上に乗せて、おしっこの水分を早めに吸い取らせましょう。

そして畳屋さんも推奨!の畳の粗相の掃除は次のようにします。

まだ土台まで染み込んでいない時

粗相してから時間が経たず、まだ水分が土台まで染み込んでいないと思われる場合は、粗相の場所に塩・小麦粉・ベビーパウダーなどの粉末を撒きます。

そして水分を粉末に移します。

その後、掃除機をかけて粉を吸い取り、畳をお湯で拭いてさらに乾拭きします。

すでに畳に染み込んでいる時

犬が粗相した部分に熱いお湯をかけ、乾いた雑巾やタオル、ペットシーツなどで押さえるようにして水分を吸収します。

ちょうど畳をお湯で洗うようなイメージで何度か同じことを繰り返します。

 

その後、可能であるなら畳をはずし、立てかけて乾かします。

それができない時は、米酢を水で薄めて酢水を作り、スプレー容器で粗相の部分に吹きかけてからドライヤーでざっと乾燥させます。

 

そして部屋の換気をよくして畳を自然乾燥させて下さい。

換気が悪いと乾きが遅く畳のカビの原因になりますので、できるだけ早く乾燥させるようにして下さい。

エアコンなどを作動させておくのもよいと思います。

 

酢水に使用するのは純粋な酢です。

すし酢などの調味酢はカビや菌の繁殖の原因になるので使用しないで下さい。

畳はこすりすぎると表面が傷みますのでこすらないようにして下さいね。

 

犬の粗相の掃除が楽になる方法

普段から、汚れても洗濯が簡単な敷物を敷いておけば、粗相の掃除も楽になりますよ。

うちも敷いているのですが、撥水加工されているタイルマットなどは、水分がこぼれてもさっと拭き取るだけでOK。

洗う時も汚れたマットだけ外せるので洗濯も簡単です。

 

【おくだけ吸着 はっ水タイルマット 】

 

敷きつめたら一枚のカーペットのようにもなります。

粗相しやすい場所にだけ、アクセントとして敷いてもよいと思います。

フローリングの滑る止めにもなり、犬の足にも優しいですよ。

まとめ

犬の粗相も、掃除の要領さえわかれば心に余裕が持てますよ。

ただ、畳やカーペットはやはり手間はかかるし、素材の損傷を早める原因にもなることはあるかもしれません。

犬と暮らすのなら、粗相されては困るような敷物は使わないのが一番です。

手間を省いて清潔を保つにはタイルカーペットが便利ですよ。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

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