大きさが違う!シュナウザー達の性格や犬の寿命と健康

♦犬の体と寿命

シュナウザーと聞けば、ほとんどの人はミニチュアシュナウザーを思い浮かべると思います。

シュナウザーオーナーであればご存じでしょうが、実はシュナウザーはミニチュア以外のサイズもいるのですよ。

今回は、シュナウザーという犬種について、性格や注意したい病気、寿命などを調べましたのでご紹介したいと思います。

スタンダード?ジャイアント?シュナウザーは大きさがまるで違う!

シュナウザーは、名前の響きからいかにもという感じですが、ドイツ生まれの犬種です。

そして、

  • ミニチュア
  • スタンダード
  • ジャイアント

という3種類の大きさがいます。

私達がよく見ているのはミニチュアシュナウザーですが、一番小さいサイズになります。

スタンダードシュナウザーは、14世紀ごろから牧畜犬として飼われていた犬でした。

スタンダードシュナウザーを元にして、それを小型に改良したものがミニチュアシュナウザーです。

スタンダードをグレートデンなどの大型犬と交配させ、大型化したのがジャイアントシュナウザーと言われています。

シュナウザーは、凄腕のネズミ捕りと呼ばれるほど、小型動物の狩りが上手いのです。

その能力が家畜の番として重宝されてきた歴史がありますが、現在は、家庭犬としての位置付けになっていますね。

大型犬であるジャイアントシュナウザーは、第一次世界大戦の時に警察犬として活躍していたそうです。

シュナウザーの性格は、忠誠心が強く、温和で懐きやすいと言われるのですが、ジャイアントシュナウザーにいたっては、警戒心が強く、その性質が警察犬には最適だったとか。

この3種類のシュナウザー達の大きを比較してみましたが、本当に全く違うのですね!

 体重体高
ジャイアント30~40㎏60~70cm
スタンダード15~20kg45~50cm
ミニチュア4~7kg30~36cm

この大きさだと、ジャイアントは、本当に大型犬サイズです。

ミニチュアシュナウザーとジャイアントシュナウザーでは、体重が10倍も違いますよ。

シュナウザーの特徴や性格

シュナウザーという名前の由来は、「口髭」という意味のドイツ語であるシュナウツから来ているそうです。

なるほどピッタリの表現かもしれません。

シュナウザーは、髭や長い眉毛のように見える被毛が特徴的ですが、髭や眉毛にはちゃんと役割があります。

この長い被毛は、ネズミ捕りの時に、ネズミの反撃から自分の目や鼻を守る為に長くなったという説があるようですよ。

シュナウザーの性格は、一般的に優しくて穏やか。

とても活発で運動が大好き、知能も高くて協調性があるとされます。

また、飼い主さんやその家族に対する忠誠心が高く、なつきやすいとも。

このような理由で、シュナウザーはとてもしつけやすい犬種と言われるのです。

シュナウザーの被毛は、ダブルコートなので、トリミングの必要がある犬種ですよ。

後の方に出て来ますが、シュナウザーにはとっても個性的なカットスタイルもあります。

シュナウザーのカラーは、同じように見えるかもしれませんが

  • ソルト&ペッパー
  • ブラック&シルバー
  • ブラック
  • ホワイト

という4種類がいます。

犬の寿命と健康管理

それぞれのシュナウザーは、大きさがまるで違いますが、平均寿命にそれほど違いはないようです。

シュナウザーという犬の寿命は大体12~16年くらいとされています。

ただ、シュナウザーにも遺伝的な病気があるので、寿命がそのような病気に左右されることはありそうです。

遺伝的なものとされている、注意すべき病気には次のようなものがあります。

若年性白内障

目の水晶体というレンズの部分が白濁し、次第に視力を失っていきます。

どの犬種も、高齢になると白内障になることは多いのですが、遺伝的な白内障はすでに5歳前後の若年発症し、シュナウザーにはこのパターンのものがあるようです。

白内障になったからと言っても、それが犬の寿命を直接左右するわけではないですが、視力に関わって来るので、暮らしやすい環境の調整などは必要になります。

屋外では事故などに遭いやすくなるので注意が必要です。

この病気は、シュナウザーに限ったものではなく、柴犬などにもあります。

ギネスに載ったのは柴犬だった?犬の寿命はここまで延びる!

進行性網膜委縮

網膜の細胞が委縮し、最終的には失明する、進行性の遺伝性の病気です。

暗い所で目が見えづらいという症状から始まります。

これも犬の寿命を直接左右するわけではないですが、治療法がなく、いずれは失明してしまうことも考えての環境調整が必要です。

この病気も、シュナウザーだけのものではありません。

【進行性網膜委縮について】

長生きさせたい!パピヨンという犬の寿命と病気について

シュナウザー面ほう症候群

病名に「シュナウザー」という名前が付いていることからも、シュナウザー特有の遺伝性の病気と考えられています。

背骨を中心にして黒いかさぶたのようなものができ、痒みや化膿などの症状を起こします。

進行すれば脱毛するなどの症状も出て来ますが、治療法は確立されてないようです。

膵炎

シュナウザーは、遺伝的に脂肪の代謝異常がみられることがあり、膵炎を起こしやすい犬種です。

慢性的に経過すると、膵臓の組織が次第に壊れてしまい、消化液の分泌がうまくいかなくなったり、糖尿病を発症することもあります。

【参考記事】

犬の膵炎は再発しやすい病気 食事療法が治療の基本!

慢性膵炎が悪化すると、犬の寿命を左右する可能性もあります。

糖尿病を発症すると、さらに病気のコントロールが難しくなりますので、注意が必要です。

犬の糖尿病の症状チェック 初期症状や合併症はどんなもの?

早期に発見し、食事療法などで対応していけば、病気と共存しながら寿命を全うすることはできると思います。

この病気は、脂肪分の高いおやつの習慣などが引き金になることもありますので、そのような食べ物は普段から控えておく方がよいと思います。

シュナウザーが気を付けておくべき病気は、他にも、尿路結石や股関節形成不全などがあります。

それも遺伝的な病気と言われるのですが、シュナウザー全てというわけではありません。

良質なフード、肥満にならない運動習慣、体を清潔に保つことなど、基本的な健康管理を怠らず、異常に早く気づくことは、シュナウザーに限らず、犬の寿命を延ばすのに欠かせないことでしょう。

シュナウザーのカットスタイル画像

おじいさんのような個性的な風貌が魅力のシュナウザーですが、カットスタイルもとてもたくさんあり、ますます個性的に変身します。

シュナウザーは、口の周りの被毛が食事で汚れやすかったり、耳の中にも毛が多いので皮膚病や外耳炎などに注意しなくてはいけません。

定期的なトリミングですっきりと保ってあげることは大事なことですね。

シュナウザーのカットスタイルをいくつかあげてみました。

カット一つでイメージが変わり、おしゃれが楽しめるのも、シュナウザーの魅力の1つかもしれないですね。

 

こちらは、よく見かけるシュナウザーらしいカットですね。

 出典元 http://shinno-en.com/trimming/schnauzer

 

長いまつ毛を作るカットは、とても女の子らしくて可愛いです。

 出典元 https://www.wisedoggy.com/cut-catalog/

 

二つは似ているようですが違います。モヒカン?

 出典元 http://www.funky-d.net/style_cat/minischnauzer

 

まとめ

シュナウザーという犬種には、大きさの違う3種がいて、小型犬と大型犬ほどの体格差がありますが、犬の寿命にはそれほど変わりはありません。

遺伝的な病気やかかりやすい病気はありますが、そういうものに気を付けながら基本的なケアをきちんとしてあげれば、寿命を全うすることはできるはずです。

安心して暮らせる環境は犬のストレスを減らします。

穏やかで性格のいい犬と言われるシュナウザー、一度迎えたら終生離れることなく、幸せにしてあげて下さいね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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