犬のオスとメスの発情期はいつ?その違いと期間について

季節が冬から春に変わると環境が変わることも多いので、人も何となく落ち着かないような気分になることが多くなるものです。犬にとってはオスとメスの恋の季節、発情期と思われがちです。

犬の発情期はいつなのでしょう?季節とは関係あるのでしょうか?

発情期の期間には興奮して思わぬ事故に繋がる可能性もあり、飼い主さんも気を付けなければならないことがあります。

犬の発情期がいつでその期間など、オスとメスに分けて確認しておきましょう。

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犬の発情期とは

発情期を迎えると、オスもメスも繁殖行動が可能になります。

オスの発情期は、性成熟して交配可能になった状態ということであり、大体、生後1年くらいとされています。

メスの場合は、やはりオスと同様に体が大人になって、妊娠が可能になったということであり、最初に発情期の兆候を認められるのは生後7ヶ月~12ヶ月くらいの間とされます。

この期間の開きは個体差があるためであり、大型犬か小型犬かという体格の違いもあれば、暮らしている環境や気候、その犬の栄養状態、体力的な問題など様々な要素の影響を受けます。

成熟が早く、最初の発情期を早く迎えるメスもいますが、一方でいつまでも成熟せず発情期の遅いメスもいます。

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メスの発情期はいつ?期間は?

犬の発情期と季節との関係について、春と秋であることが決まっていると言われることもありますが、それは気候や気温に関係するとされるからです。

しかし、最近は、年中気温が安定した室内環境で飼われている犬が多いので、あまり季節とは関係がなくなって来ているようです。

それでも、発情期と発情期の間隔はだいたい一定していますので、一回の発情期の期間が終わると次の発情期の期間はいつ頃かというのは予測がつきます。

それは、ほぼ5~8ヶ月間隔と言われています。

その間隔で考えると、春に発情期があれば、次は秋くらいがその期間ということになります。

発情期の間隔は、小型犬の方が短く、また若い犬の方が短いという傾向があるようです。

健康なメスであれば、年間を通して1~3回くらいは発情期の期間があるということになります。

メスの発情期の何よりわかりやすい兆候は、生理があることでしょう。

その出血に飼い主さんが気づいて、初めて発情期を確認することが多いと思います。

ただ、小型犬などは出血量も少なく、犬がいつの間にか自分で陰部を舐めてしまっていて、いつだったか気づかなかったということもあるようです。

メスの発情期は、体の状態によって3つの期間に区分されます。

発情前期

前期と呼ばれる期間は、約7日~10日前後と考えられています。

メスの体のホルモン量が増え始める期間で、陰部からの出血(生理)が始まります。

犬の飼い主さん達が「ヒートが来た」とよく言うのは、この期間の現象のことです。

この期間のメスは興奮しやすく、またとても頻尿になります。この尿の中にオスを誘うフェロモンが含まれていると言われています。

発情期

発情期の期間になると、卵胞が成熟して排卵があり、いつでもオスを受け入れる準備が整うことになります。

オスが寄ってきたり、陰部に触れると、本能的にメスは交配の準備のために尻尾を片方に寄せて体勢を取るなどします。

生理の出血はやや少なくなっていますが、まだ少し見られている期間で、発情期の期間は約10日前後続きます。

やがてオスを拒否するようになれば、それは発情期が終わったということを意味します。

発情後期

発情期は終了し、発情後期という妊娠に向けての期間に入ります。

交配していないメスの場合でも、この期間になるとホルモンの内容が変わる為に、もうオスを受け入れることはしません。

メスの体は黄体ホルモンが優位となって、いつでも妊娠の準備ができますが、受精卵がない場合(妊娠してない場合)は20日くらいで少しずつ元の体に戻ります。

発情後期の期間は発情終了から約60~80日くらい続きます。

そして、この3つの期間を除いた期間だけがメスの無発情期となります。

オスの発情期はいつ?

犬のオスには発情期がいつかは決まっていません。

オスの発情期は、いつでもメスの発情期に誘発されるものであり、オスにはいつというのは存在しないのです。

言い換えれば、オスはメスがいなければいつまでも発情期はなく、メス次第でいつでも発情期になり交配可能になります。

メス犬が発情期の期間に出すフェロモンは、2km四方にいるオス犬に届くと言われます。

オスはそのフェロモンの匂いを嗅ぐと、子孫を残そうとする本能を刺激され、いつでも発情するのです。

そして、何とかメス犬に近づこうとして、吠えたり、家から脱走しようとしたり、マーキングしたりと、オスはいつも落ち着かない行動を見せるようになります。

それは全て犬の本能から来るものです。

発情期にあるメスの匂いに誘われて、いつでもオスはそのような発情期の状態になります。

犬の発情期に気を付けること・飼い主の責任とは

オスもメスも、子孫を残すチャンスの発情期には、いつも必死になるのが犬の本能です。

いつもは穏やかな犬であっても、この期間には人間が制御不能になることも多く、トラブルも起こりがちです。

発情期にあるメス犬は、いくらパンツなどを穿かせてもそのフェロモンの匂いがいつでもオス犬に届きます。

散歩中にその匂いに刺激されたオス犬が、いきなり突進してくるというようなことも起こりうることです。

私が聞いたものでは、ヒート中の小型犬のメスを抱いていた飼い主さんが、大型犬に体当たりされて犬ごと転倒させられたという話がありました。

一方で、オス犬の飼い主さんの方は、メスの発情期の匂いに誘われたオスが、そこへ行こうと強引にリードを引っ張り、飼い主さんが制御できずに転倒して怪我をするという危険もあります。

オスも発情して興奮し気が立っていて、発情期のメスを奪い合うのにオス同士で喧嘩になることもあります。

また、いつもなら穏やかなオス犬も、家から逃走してメスの元に行ってしまうことがあります。

避妊手術や去勢手術をしていない限り、そのような本能はしつけで抑えられるものではないのです。

メスもオスもこの期間は、飼い主さんが細心の注意を払わないといつでもトラブルの危険があり、またいつ繁殖行為が起こるかわかりません。

望まないような妊娠がいつあってもおかしくないのです。

発情期のメスは、トラブル防止の為に基本的にドッグランなどには入れないようになっています。

飼い主さんの方でも、この期間は安全の為にできるだけ他の犬と遭遇させないような工夫が大事ですので、他の犬と一緒になる散歩コースをはずしたり、いつもより時間も控えめにしておきましょう。

また、オスはメス次第でいつでも発情する可能性があるものと理解しておき、いざという時にリードが離れたり脱走したりすることのない対策を普段から考えておく必要があります。

基本的には、発情期をリードしているのはメスであり、オスはメスに誘発されていつでも発情期に入ります。

つまりオスはいつでも発情でき、いつでも交配可能であるということで、近くに発情期の期間のメスがいないかということは飼い主さんも気を付けていて下さい。

とは言っても2km四方に届くメスの発情期の匂いまで飼い主さんにコントロールできませんので難しいところかもしれません。

しかし、脱走対策は普段から行うようにしておきましょう。

 

まとめ

発情期にある犬は、オスメスどちらも子孫を残す為の本能に従っているだけのこと、それを咎めても何とかなることではないのです。

メスの飼い主さんもこの仕組みを理解した上で、その期間にはできるだけオスを刺激するような場面を避けることが自分の犬を守ることにもなります。

また、繁殖させないことを決めている場合は、それぞれに避妊、去勢手術の選択もあります。いつかよい時期をみて考えてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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