長生きさせたい!パピヨンという犬の寿命と病気について

蝶が大きく羽を広げたような耳が特徴で、優雅で気品のある容姿を持つパピヨン。

パピヨンもまた不動の人気犬種です。

パピヨンには、マリーアントワネットとの関係の深さを表すストーリーがあります。

今回は、パピヨンという犬の寿命や長生きさせるために注意すべきことなどについての話をしたいと思います。

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パピヨンはどんな犬?

パピヨンとはフランス語で「蝶」を意味し、その耳の形が名前の由来になっています。

誰もがあの大きく立ち上がった羽のような耳を思い浮かべると思いますが、実はパピヨンには垂れ耳の種類もいるのです。つまり2種類のパピヨンがいます。

パピヨンの被毛は、通常はシングルコートですが、スウェーデンなど寒い地域にいるパピヨンには、ダブルコートも存在するとか。

環境に合わせてコートも変わるものなのですね。

【コートの種類について参考記事】

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垂れ耳のパピヨンはファレーンと呼ばれ、こちらはフランス語で「蛾」を意味しています。

立ち耳のパピヨンは蝶なのに、垂れ耳は何で「蛾」なのかという気もしますが。

でも、元々はファレーンがパピヨンの最初の形だったそうです。

日本では見かけない種類ですね。

パピヨンは、体重3~5kgくらいの小型犬で、頭もよく活発な犬と言われています。そのためアジリティーなどにも向いている犬種です。

ダブルコートのパピヨンのことを書きましたが、日本にいるのはシングルコートで換毛期がなく、抜け毛も少ない犬です。

パピヨンは16世紀のフランスにおいて、富裕層や貴族達に愛され、ルイ14世やマリー・アントワネットの愛犬であったことが知られており、宮廷内にはたくさんのパピヨンが飼われていたそうです。

マリー・アントワネットはベルサイユ宮殿で贅の限りを尽くした後、フランス革命で死刑となりましたが、その死刑台に愛犬のパピヨンを抱いて上ったと言われています。

しかしそのパピヨンは処刑されることはなく、パリにある、元々の家に戻って余生を過ごし、その家はパピヨンハウスと呼ばれるようになったという話があります。

それでも貴族の象徴だったパピヨン達は、可哀想なことに、怒りを持った民衆に絶滅寸前まで追い込まれたという哀れな歴史があるそうです。

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パピヨンの寿命とかかりやすい病気

パピヨンの寿命は、以前は10歳~15歳と言われて来ましたが、その寿命は延びており、最近ではパピヨンという犬の寿命は13歳~15歳と言われ、長生きする傾向があるようです。

犬の寿命が延びて長生きするようになった背景には、動物医療の発達があり、また犬の栄養面に対する飼い主側の意識が向上したこと、良質なフードが増えたことなどもあります。

犬にはその犬種に発症しやすい病気などがあり、犬の寿命が左右されることもありますが、パピヨンという犬に特定の病気というものはあまりないようです。

あえて挙げるなら、次のような病気が特徴的です。

眼瞼内反症

まぶたのふちが目の内側にめくれて入り込んでしまう病気で、パピヨンの先天性の病気のひとつです。これに対する外反症という、外側にめくれてしまうものもありますが、パピヨンの場合は内側に起こります。

上下、どちらのまぶたにも起こり、頻度としては下まぶたに起こることが多いようです。

まぶたが内側に入り込んでいるので、まつげや被毛などが常に角膜や結膜に刺激を与えてしまうことになって、目をしばしばさせるなどの症状や、目やにや涙も多くなり、2次的に角膜炎や結膜炎などの炎症を起こす原因になってきます。

また、難治性の角膜潰瘍などを起こすこともあります。

治療方法としては、外科的に手術で改善が可能です。

生後間もないような子犬でもこの病気は現れるのですが、手術は成長を待ってのことになりますので、手術可能になるまでは眼軟膏などを使用し、角膜の保護をしながら経過を見ていくことになります。

直接、犬の寿命に影響する病気ではありませんが、早く発見して対処できなければ角膜を損傷してしまうことになり、その後のパピヨンの生活の質に関わって来るかもしれません。

進行性網膜委縮

網膜の細胞が少しずつ委縮していき、最初は夜間や暗い場所で物が見えにくくなり、やがては失明に至る、進行性の遺伝性の目の病気の一つです。

パピヨンに限らず、ミニチュアダックスやコーギーなどの他の犬種にも発症する病気です。

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暗い所での視力から悪くなってくるので、夕方や夜間の散歩などを嫌がるようになります。また、暗い場所で物にぶつかるなど、これまでと違う行動が見られるようになります。

ゆっくりと進行して高齢になるまで視力が保たれる場合もありますが、急速に進行し失明してしまう場合もあります。

この病気自体が犬の寿命を縮めるようなことにはなりませんが、視力低下によって起こる事故や、活動性が鈍くなりますのでそのことによる生活の質の低下があり、それが寿命に影響することは考えられます。

膝蓋骨脱臼

いわゆる、「膝のお皿の骨」がずれて外れてしまう(脱臼)病気で、先天性と後天性があります。パピヨンに限らず、小型犬に起こりやすい病気で、パピヨンの場合は先天性が多いです。

先天性では膝関節の骨、靭帯などに生まれつき問題があり、容易に脱臼を起こしやすい状態です。

また、後天性では、高い場所(ソファーやベッド)からの飛び降りや落下、打撲などによって引き起こされます。

グレードⅠ~グレード4と重症度が区分されており、それほど重症ではない場合はそのまま保存的に様子を見ながら、抗炎症剤などを使用したり、普段から少しずつ筋肉をつけていく、膝への負荷をかけないなどの対応をしていくこともあります。

しかし進行していくと関節が変形してしまい、炎症がひどくなって痛みが強く出たり、動きが不自由になってきたりします。

重症化すると手術も難しく、変形した関節は完治できないことにもなりますので、そうなる前の早い時期に手術を勧められることが多いです。

犬の寿命に関わる病気ではないですが、痛みや歩行困難などの症状はパピヨンの活動性に影響してその質を落とし、ストレスは犬の寿命を縮める可能性があります。

【膝蓋骨脱臼の参考記事】

パテラ(膝蓋骨脱臼)は歩けなくなる犬の病気 早期の対策を

パピヨンを長生きさせる為にできること

パピヨンを長生きさせる為には、どのようなことに注意したらよいのでしょうか?上記のような病気がもしも現れたとしても、それは長生きできないということではないでしょう。

犬を長生きさせる為には、まず良質な食事やその犬に合う適切な運動が大事だと思います。

そしてよい筋肉をつけて肥満を防止することで様々な病気の発生の予防になり、また身体にかかる負担も減らすことができます。

先天性の病気があってもなくても、長生きさせるためには適度な運動習慣は欠かせないことで、その時に負担にならない体型を保つように管理するのは重要なことです。

パピヨンは、小型犬でありながら運動することが好きな犬種ですので、その質を落とさないようにすることは長生きさせることにおおいに繋がります。

また、小型犬の足には滑るフローリングなどは負担になりますので、あらかじめ滑り止めの対策をすることも大事で、滑らないカーペットなどを敷いておくのも良いでしょう。

そして高い場所からの転落や落下などを防ぐ為にも、高い場所に上らせないことも大事です。

本当はソファーなどを置かないフロア生活の方が安全ですが、そうはいかないこともありますので、パピヨンが昇り降りしやすいステップなどを設置するのもよいのではないでしょうか。

そして散歩時に足元の硬いところで長く歩いたり走らせるなどは足への負担が大きく好ましくないです。

さらに、膝関節に問題があるとわかっている場合は、筋肉を付けることは大事ですが長時間歩かせないなど、運動に制限があるので気を付けて下さい。

また、上記したような病気で視力に問題が生じたとしても、生活環境を見直して安全に暮らせるようにし、事故などに注意すれば、長生きさせることは十分に可能です。

まとめ

パピヨンは、その犬種独特の病気が多くない犬種で、犬の寿命も最近は延びて長生きできることが多いようです。健康管理さえ気を付けてやれば、十分に長生きな犬に入るのではないでしょうか。

小型犬の場合は、室内でも落下などで怪我のリスクが高いですが、環境を調整してやることによってそのような怪我を防ぐことはできます。

怪我をさせないで活動性を保っていられることは、適度な運動習慣やストレスを溜めないことに繋がり、それは長生きに繋がることでしょう。

生活環境は犬の寿命に影響する大事な要素であり、長生きさせるためには質の良い環境と十分な愛情が何よりも大切ではないかと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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