食糞の理由は何?うんちを食べる子犬のしつけと8つの対処法

子犬が自分のうんちを食べる姿を初めて見た時、飼い主さんは大きな衝撃を受けたのではないでしょうか?

人間であればとても考えられない「うんちを食べる」行為、なかなかやめてくれなくて、苦労されている飼い主さんも意外と多いのではないかと思います。

今回は、うんちを食べる子犬へのしつけについて考えてみたいと思います。

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子犬がうんちを食べる「食糞」とは

犬がうんちを食べる行為を食糞(しょくふん)と言います。

人間はびっくりしてしまうこの行動ですが、犬はうんちが汚いものとは認識していません。

犬以外にも、生きて行く上で必要な行為としてうんちを食べる動物もいて、うさぎやコアラは、ビタミン摂取目的や離乳食としての目的でうんちを普通に食べるのです。

子犬が自分のうんちを食べることは特殊なことではなく、むしろ本能的な行為であると言える部分もあります。

たとえば、母親が敵から巣を守る為にそのにおいを隠そうとして、あるいは巣をきれいに保つ為に、子犬のうんちを食べるという本能的な行為があり、それは異常なことではありません。

では子犬の場合はと言うと、母親の行動をまねていたり、好奇心からうんちで遊んでいるうちに食べてみたりということが起こりがちです。

1歳未満の子犬の場合はいずれ自然になくなることも十分に考えられるので、人間が大騒ぎするほどの異常行動というわけでもないと理解しておいた方がよいかもしれません。

子犬がうんちを食べる理由

子犬がうんちを食べることには、実にたくさんの理由が考えられます。

本能的なことが背景となっている

  • 自分の食事内容に飽きていて何か他の味や刺激を求めている。
  • 食事をうまく消化できずに未消化の状態である為、食べ物という認識でうんちを食べる。(食事量が多すぎて未消化な場合と、食事が子犬に合ってない場合があります。)
  • 食事の量が足りていない。いつもお腹がすいている為にうんちを食べる。
  • 食事量は足りているが、子犬の消化管に何らかの問題があり栄養素の吸収が悪い、または食事の内容に問題があり栄養素が不足し、不足分を補う為にうんちを食べる。
  • 母犬が子犬のうんちを食べる行為を記憶していて、あるいは飼い主さんの片付ける姿を見ていてそれを真似している。

精神面が影響している

  • 飼い主さんとのコミュニケーション不足、運動不足などでストレスや寂しさがあり、それを紛らわす為、飼い主さんに構ってもらいたい為にうんちを食べる。(これは、以前、子犬がうんちを食べるのを見た飼い主さんが大げさに反応してくれた、などの記憶がある場合などに考えられます)
  • 子犬がうんちを食べるのを飼い主さんから強く叱られたことがあり、うんちをすることに罪悪感があって証拠隠滅の為に食べる。
  • ペットショップで過ごした子犬など、あまり環境がよくなくてうんちもそのままで放置される時間が長かった為、そのようにして遊ぶ癖がついている。

他の犬のうんちを食べる行為とその理由

外で、あるいは多頭飼いの環境の中で、自分以外の犬のうんちを食べてしまうような行動をとる場合もありますが、この理由として考えられるものとしては、

  • 子犬自身に先天的に欠如している酵素などを他の犬の排泄物から本能的に補おうとしている。
  • また、そのうんちを排泄した犬が、病気にかかっている仲間である場合などは、弱っている仲間のにおいを敵に見つからないように隠す為の行動

ということもあるようです。

うんちを食べる理由は他にも

ただ、その行為に加えて何らかの症状や発作らしきものがあるとか、物にしょっちゅうぶつかるなどで視野にも問題がありそうな場合、先天性の病気で酵素が欠落しているというような可能性もあり、しつけでどうにもならないこともあります。

もし何か様子がおかしいと思われる時はまず医療機関に相談をされて下さい。

また、何か薬物で治療をしている子犬などは、その薬の影響によってうんちを食べるような行為が見られることもあります。

その場合はしつけでやめさせようがない為、薬が終了するまでは様子を見るしかないこともあります。

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しつけで子犬がうんちを食べるのをやめさせる

子犬がうんちを食べるという行為の背景には本能的なものもあり、放置しても自然に治るものもあります。

しかし、うんちに寄生虫などが含まれている可能性がある場合や、いつになってもなかなか自然に修正できないのであれば、やめさせる対策、またやめさせるしつけをする必要があります。

どのような対策、しつけをすればよいのかを具体的にあげてみましょう。

①子犬の食事の内容を変更してみる。

食事(フード)を変更する時は、少量ずつ、現在のものと入れ替えながら混ぜて与えるようにして、消化の状態を確認しながら日数をかけて移行していきます。

②食事量が足りているか、体重や体型を見ながら不足を調整する。

もし量が足りていても満足感を得られてないかもしれませんので、トータル量はそのままで分割で回数を増やしてあげるとよいかもしれません。

③栄養状態や病気の有無を調べる。

医療機関で、何か問題となる病気がないか検査をして健康状態をチェックしてみましょう。

もしかしたら寄生虫などがいる為に栄養の吸収が悪いのかもしれません。

また不足している栄養素があるかもしれませんので、栄養価の高いフードやサプリメントの検討をしてみてもよいと思います。

④運動や遊びでストレス発散させる。

コミュニケーション不足も解消できるよう、時間を決めて十分に関わりを持ちましょう。

⑤うんちを食べる場面を見ても反応せず静かに片付ける。

うんちを食べていることに過剰に反応しないようにし、特別なことでも構ってもらえるわけでもないと理解させるようにしつけをします。

⑥うんちをしたことを褒めて素早く片付ける。

適切なトイレのしつけをおこない、うんちをすることは悪いことではない、トイレでできると褒められる、ということを教えてあげて下さい。

【トイレのしつけについて】

生後2ヶ月で上手にしつける!子犬のトイレトレーニング

⑦留守番させる時は子犬が夢中になれるおもちゃなどで遊べる環境を整える。

子犬のトイレとハウスはできるだけ離して、エリアを分けてあげましょう。

そして、子犬が自分のハウスでくつろいで過ごせるようにハウスのしつけをして下さい。

【トイレの場所とハウスのしつけについて】

子犬のトイレはどこが理想?場所を決める3つのパターン

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⑧待てのしつけをして、うんちを食べる前に制止できるようになる。

うんちを食べるところを目撃したら、制止の指示ができるように「待て」「おすわり」などの行動を制止する為のしつけをしておきましょう。

うんちを食べるのをやめさせるのに有効な食べ物やサプリメント

子犬の体に酵素が不足していることが原因、消化能力が弱く、栄養を吸収する為にうんちを食べるというような場合は、消化酵素などのサプリメントで補うことによって改善が見られることもあるようです。

この場合は、ビール酵母のサプリメントなどが有効とも言われています。

また、サプリではなく食べ物によってうんちのPHが変わり、食べるととてもまずい味になることで、うんちを食べるのをやめるというものもあるそうです。

うんちの味を変える食べ物としてあげられているものではパイナップルがあります。

パイナップルは加工品でなければ少量なら食べさせるのに問題はないのですが、カロリーの問題や、アレルギーを起こす可能性もあるので、十分に注意してあげて下さい。

できれば生でなく火を通したもので、皮や芯は消化できないので必ず取り除き、身の部分を少しだけ食事に混ぜるようにします。

あくまでも通説で有効性は定かではありませんので、お試しになる時はくれぐれも適量で、体調に変化のないことを確認してからにして下さい。

使いやすさの点などではサプリの方が簡単かもしれません。

他にも、直接うんちにスプレーして味を変え、食べないようにするものなどが市販されていて、うんちをした時にすぐに対応できるのであればそういうものも活用できそうですが、タイミングの問題もあり、またその味をものともしない子犬もいるようです。

食糞対策に! C.E.F(20g)

天然のグルタミン酸のサプリです。このサプリの成分が胃液と混じることによってうんちの味を変化させ、うんちに苦みが出るので食べなくなりますが、子犬の体には影響しません。

効果には合う合わないなどばらつきがあり、即効性には期待できないと思いますが、価格もお手頃なサプリですので、お試ししてみてはいかがでしょうか?

《SGJプロダクツ》シーオーガニック(犬・猫用)Sサイズ55g

こちらのサプリは、オーガニックの海藻の酵素を主成分とした、消化を助けるサプリメントです。

食糞のサプリとは書かれていませんが、このサプリが有効であるという情報があり、口コミにも書かれてあるようです。こちらのサプリもお手頃なお値段になっていますので、補助食品として常備しても良さそうです。


酵素とプロバイオティクスのペット(犬・猫)用サプリメント【プロキュア】

酵素とプロバイオティクスで腸内環境を改善して、食糞防止に効果があるサプリメントです。

口コミには実際に食糞がなくなったというものもあり、評判は良いようです。公式HPで寄せられた感想を見ることができますので、一度覗いてみてはいかがでしょうか?

お試しは500円とお安いですので、気軽に取り寄せられます。

参考記事 犬のサプリ「プロキュア」効果で腸内環境良好!口コミ・評判は?

ビターアップル スプレー犬用 236ml(8oz)

こちらはサプリとは違い、直接うんちにスプレーして苦みを出し、食べると味がまずいので食べなくなるというものです。

成分は犬が舐めても安全に作られていて、うんち以外に、子犬に噛んでもらいたくない場所などにも使用できます。

まとめ

子犬がうんちを食べるという行為は、本能的な行為でもあります。

その行為に強い抵抗がある飼い主さんは、何とかしてやめさせたくてしつけに必死になるかもしれませんが、一方で、子犬とはそういうものと割り切ってあまり問題視していない飼い主さんもいるようです。

子犬がうんちを食べる姿は決して気持ちのいいものではなく、見つけるとため息をつきたくなる飼い主さんの気持ちはとても理解できます。でも、あまり飼い主さんがイライラしながらしつけに必死になると、それが子犬のストレスになることもあります。

サプリが効果を発揮することもあるので、試せることは試してみるのも良いですが、とにかくうんちをしたらすぐに片付けるということを第一に、食べない環境づくりという対応も同時にするようにして下さい。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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