犬の散歩の時間と回数は?基本を知ってカスタマイズしよう!

犬と一緒に散歩をするという楽しさを味わえるのは、犬と暮らしていることの醍醐味とも言えるかもしれません。

犬を連れて屋外に出れば、一緒にいろんな自然に触れ、季節感を味わえて、いい時間を共有できる機会になります

ところで、散歩の時間や回数はどのくらいが標準なのか考えたことはありませんか?

今回は、犬の体格に合った理想的な散歩時間や回数についての話です。

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犬にとって散歩は歩くだけのものではない

散歩は、犬にとっては運動ができる貴重な時間ですが、犬の散歩が必要な意味とは運動ではありません。

自然に触れ、風を感じ、音を聞き・・・人や他の犬に会ったりいろいろな匂いを嗅いだりという、犬の五感を刺激してくれる、社会に触れることができる大切な時間でもあるのです。

犬にとっては気分転換になり、ストレスを解消し健康な心身を保つために必要なことです。

家が広いと、小型犬などは室内だけでも十分に運動になるので、散歩は必要ないという意見もあるようですが(ペットショップなどでそのように指導されることもあるようです)、散歩は単なる運動や単に歩くだけのものではないので、散歩が必要ないという犬はいません。

だからこそ、散歩が犬にとって楽しいものであること、飼い主さんとよいコミュニケーションが取れることは大事な要素になります。

実際には、外を歩くことがあまり好きではない、散歩嫌いの犬も以外と多いです。その場合は、極端な話、(抱ける大きさであれば)抱っこしたり、歩かせたりの繰り返しでもかまわないのです。

散歩なのだからとにかく歩かせなければ、ということにこだわらず、外の空気に慣れる、楽しむ、味わう、そのようなものと気楽に考えたら良いと思います。

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犬の大きさで散歩時間や回数は違う?

散歩の時間や回数は、体格、年齢や病気、または体力など、個体差によってそれぞれの目安もあります。

ここでは単純に体格ごとで、小型犬(体重10kg未満)、中型犬(体重10~20kg)、大型犬(体重20kg~)と分けて、それぞれに目安となる散歩の時間や回数を挙げてみましょう。

小型犬の場合

チワワなどに代表されるような小型犬は骨格も小さくて足も細く、長すぎる散歩は体に負担をかけることにもなります。

私達人間から見れば大した距離でなくても、体の小さな犬にとっては、とんでもない長距離を歩くことにもなり、地面が硬いとその衝撃で足に負担もかかります。

小型犬の散歩の時間は、最大でも30分以内を基本として、回数1日1~2回、そして様子を見ながらその犬に合わせてあげましょう。

超小型犬ではもっと短い時間で、10~15分でも十分かもしれません。トイレは室内派で、散歩でトイレの必要がないのでしたら、回数も1日1回にして問題はないと思います。

また、生後半年以内の子犬は、体格と関係なくワクチン終了するまでは、病気の感染のリスクがあり地面には降ろせません。室内で遊ばせるか抱っこで少し外に出るかくらいに留め、ワクチン終了した後に庭先などから少しずつ慣らしていくようにして下さい。

中型犬の場合

中型の体格の犬の散歩時間は30分くらい、回数は1日2回(朝、夕など)が理想的であり、これは犬の散歩全般の目安になるものと考えても良いでしょう。

その散歩の中で、走る要素を入れて、軽くランニングできるようなコースも加えてあげるともっと良いです。ドッグランなどで走らせるのもエネルギーの発散になります。

大型犬の場合

大型犬の体格では、散歩時間は最低でも40~60分必要で回数も1日2回、十分に運動できるようにしてあげなければなりません。

ただ、大型犬の場合、1歳までの時期にあまり負荷の大きい運動をすると、股関節に問題を生じることもあります。しっかり成長するまでは、そういった点にも注意しなければなりません。

散歩時間中、むやみに長い距離を歩かせるというのではなく、軽く走っては歩くなどランダムに変化を取り入れることが理想です。ドッグランに寄って遊ぶのも良いし、目的地でボールを使って飼い主さんと遊んだり、一緒にアクティブに楽しむ工夫をしてみて下さい。

以上は体格ごとに分けた標準的な時間や回数ですが、散歩はその犬の体力や体調次第ですので、散歩の時の様子を見ながら変えてあげるようにしましょう。

高齢な犬や病気がある場合は、途中で休める場所の工夫も必要です。無理せずにゆったりした散歩を楽しめるようにしてあげて下さい。

【老犬の散歩について】

老犬が散歩で歩かない時・歩けない時の対応について

散歩は不規則な習慣にすることが良い?

散歩はいつも、ほぼ決まった時間、決まった回数という習慣がついていることの方が多いのではないでしょうか?

飼い主さんの仕事や家事の都合で、そうなっている場合もあると思います。または、そうしなければいけないと思って頑張っている飼い主さんもいるでしょう。

犬の方が散歩の時間になるとわかっていて、連れて行ってとねだることもあるかもしれないですね。

無理なく決まった時間や回数で散歩に行ける環境でしたら問題はないのですが、行けない日があるとか、散歩の時間に合わせるのに苦労しているようなら、いっそのこと最初から時間を不規則にした方が、飼い主さんも犬もお互いに楽になります。

犬はスケジュールを覚えるのが得意です。時計を見ているわけでもないのに、その時間になると散歩を要求したり吠えたりすることもあります。そして、時間が守られないことは、犬にはストレスになるのです。

散歩の時間や回数は、大まかに決めておいたとしても、あえて少しずらすようにし、前後のゆとりを作っておいた方が、お互いに時間に縛られずに楽なのです。

散歩の時に外での排泄が習慣になっている犬は多いと思いますが、本来、散歩と排泄は一緒にならない方が望ましいのです。排泄を済ませておいて、その後に散歩をするというパターンが、マナーの点でも緊急時にも、実は良いことなのです。

【犬の散歩と排泄について】

犬の散歩は気持ちよく!トイレやリードのマナーは大事!

室内トイレを使えるようにしておくと、もし散歩に行けない日があっても犬も飼い主さんも困ることはありません。

犬が病気や怪我で散歩ができない時、悪天候で散歩が危険な時、災害時、飼い主さんの病気など、散歩が決まった時間や回数でできないことが起こる可能性があります。

室内トイレがOKであれば、散歩の時間や回数だけならアレンジできますので、犬も散歩が無理である状況を受け入れやすくなります。

散歩に持って行く物・そしてマナーと注意

散歩の時にはリードがはずれることのないように、出かける前にリードや首輪、ハーネスなどに損傷がないか確認しておきましょう。

そして、万が一の時の為に迷子札も必ず装着しておきましょう。

散歩中は道に落ちている物などに犬が興味を持つことも多いです。しかし口に入れると危険なものかもしれませんので、拾い食いがないように気を付けて下さい。

毒物が撒かれていて、それを食べた犬が死んでしまうという事故も実際に起こっています。また、そうでなくても病気の感染源になるかもしれません。十分に注意して下さい。

他の犬や人とすれ違う時には、トラブルにならないようにリードは短めにして、犬を制御できるようにしておきましょう。車の前に飛び出してしまう可能性もあります。すれ違う犬と喧嘩になることや、人に飛びかかり驚いた人が怪我をすることもあるかもしれません。被害者になるかもしれませんし加害者になる可能性もあることを認識しておいて下さい。

ロングリードは、遊ばせる時には便利ですが、常に長く伸ばした状態で使用しているのはノーリードの状態と変わりがありません。道を歩いている時は、伸ばさずに何かあればすぐに引き寄せられるようにしておきましょう。

ペットボトルなどに水を入れたものと、うんちを処理する袋は必需品です。水は犬の水分補給の為、おしっこをした時に軽く流すのにも使います。うんちは必ず拾って持ち帰って下さい。これは飼い主さんの最低限マナーです。環境を汚さないようにして、周囲に迷惑をかけないことは大事です。

世の中には、犬が嫌いな人もいます。飼い主さんがマナーを守らないと、犬がますます迷惑がられて嫌われることになるのです。

飼い主さんがきちんとマナーを守ることは、犬の存在を受け入れてもらう努力でもあり、それは犬を守ることにも繋がります。

また、散歩は犬の体調に合わせて無理をしないことが、散歩嫌いにさせない為に大事なことです。季節や気温なども考慮して、時間や回数を増やすとか減らすとかしてみましょう。

暑い季節の散歩の時間や回数、注意などについてはまた別の記事にしたいと思います。

 

まとめ

犬の散歩の回数や時間は、大体の適切な目安はありますが、あとはその体力や状態によってカスタマイズすればよいです。

散歩中や散歩後の呼吸状態などを見ながら、無理のないよう調整してあげて下さい。もし呼吸がきつそうなら体に負担がかかりすぎていることもありますし、余裕があるならもう少し時間を延ばしたり回数を増やすことも可能かもしれません。

散歩では、犬のうんちなどきちんと片付けてマナーを守りましょう。散歩と排泄は、本来は別に考えた方が望ましいことです。

散歩の回数や時間はきちっとした習慣にするよりも、あえてずらした方が犬のストレスも少なくてすみます。ただ、外での排泄しかできない犬の場合、回数は必ず2回は連れ出す必要があります。

散歩の後は、被毛もほこりなどで汚れています。足を拭くのと共にブラッシングもしてあげましょう。

散歩は運動以外にも、外の空気に触れて様々なものを五感で感じるということが大切です。ただ決まった回数と時間、むやみに運動させることではありません。

コースを時々変えてみると、景色も新鮮なものになり飼い主さんも一緒に楽しめると思います。飼い主さん自身も楽しみながら、貴重な散歩の時間を上手にアレンジしてみて下さいね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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