犬の中にも、ハンディキャップを持って生まれてくる子がいます。
そんな犬達は、自然界の中では生き残っていくことが厳しくても、人間がサポートするだけで、こんなに生き生きと暮らしていけるのです。
今回は、義足を付けて走れるようになった犬の感動の動画をご紹介しますね。
前足にハンディを抱えたハスキーミックス犬のダービー
ダービーは生まれつき前足にハンディキャップがあるハスキーミックスの犬です。
ダービーは、優しい飼い主さんの元でとても可愛がられていました。
飼い主さんは、走れないダービーを「思いきり走らせてやりたい!」といつも思っていました。
飼い主さん夫婦はある日、3Dプリンタ会社に勤めているアンダーソンさんと知り合います。
アンダーソンさんはダービーの前足を見て、やはり飼い主さんと同じように「走らせてやりたい!」という気持ちになります。
最初は、前足用の犬の車椅子のような車輪を付けてみましたが、うまく走れませんでした。
そして、次に考えられたのが、3Dプリンタで作った前足用の義足。
出典元 https://www.youtube.com/watch?v=uRmoowIN8aY
義肢の専門家も義足作成チームに加わり、ダービーの義足が3Dプリンタで作成されました。
ダービーは、3Dプリンタで作られた最新の義足を付け、生まれて初めて思いきり走っています!
段ボール箱に入れて捨てられていたチワワのDaffodil(ダファディル)
前足がない状態で生まれたDaffodil(ダファディル)という子犬は、段ボール箱に入れて捨てられていました。
通りかかる人達は、このハンディのある小さな犬に気づきましたが、手を差し伸べる人は誰もいませんでした。
そこに通りかかったある男性が、この小さな犬を連れ帰り、Daffodilはこの男性に保護されます。
そして、獣医師と、動物用プロテーゼを専門で作っているOrthoPetsという会社がチームを組み、この小さな犬に前足用の車輪の義足を作成しました。
出典元 https://www.youtube.com/watch?v=XSj_41dCJWs
ぴったりの車輪の義足ができて、彼女は走っています。
そして、この愛らしい小さな犬にスタッフの1人が心を奪われ、里親になったその人の元で幸せに暮らしています。
前足を持たずに生まれ4週間後に捨てられたターボルー
ターボルーもダファディルと同じように、前足にハンディを抱えて生まれ、生後4週間で放棄されたチワワの子犬です。
そしてアシュリーという女性が、一人ぼっちの彼の里親になりました。
ターボルーも、ターボルーを支えてくれる、前足の義足の役割をする車輪を作ってもらったのです。
ターボルーが車輪の義足を付けていない時は、里親のアシュリーが、靴下のつま先を切った服を着せて、小さな体を保護してくれています。
出典元 https://www.youtube.com/watch?v=0L3i__PLTE0
僕は前足がないけど、自由に走れるよ!
まとめ
3Dプリンタで犬の義足が作れるとは、とても画期的な技術ですね。
人間はこんなふうに優しさを提供することもできるのですよ。
どんなに小さくてハンディを持っていても、みんな幸せになる為に生まれてきました。
全ての犬達が愛されながら幸せに生きていけますように。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コメント
感動していっぱい泣いてしまいました(T_T)
捨てられたりしても助けてくれる人たちがいることに本当に良かった、と感じます。
優しい世界ですね。
ranさん、コメントありがとうございます。ranさんもとても優しい方なんだなということが伝わってきました。
この子達をゴミのように軽々しく棄てるのも人間、でも手を差し伸べられるのもまた人間なんですよね。