子犬のうれしょんの理由が知りたい!それはしつけで治るもの?

子犬がはしゃいでいる時などに見られる「うれしょん」という現象、特に問題というほどではないけれど、時と場所によってはちょっと困った現象でもあります。

家での出来事なら掃除すればいいことだけど、外出先、訪問先などであると慌ててしまいますね。

これはしつけで何とかなるものなのでしょうか?

今回は子犬の「うれしょん」について解説したいと思います。

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子犬のうれしょんとは

子犬が嬉しくてまたは楽しくてはしゃぎ、興奮している時などにおしっこを少しだけお漏らししてしまうことを「うれしょん」と呼びます。

元々、子犬の膀胱括約筋は未発達なために、おしっこがそんなに溜まっているわけではなくても、興奮を抑えられない時などに緩んで漏れて出てしまうのです。

これは子犬の、嬉しいとか楽しいとかまたは対象への甘えという、感情表現の現象とも言われ、またその相手に服従している心の表れとも言われます。

この「うれしょん」という行動には、性格も多少影響していて、繊細で少し気が弱かったり優しい性格の子犬に特に多く見られる傾向があるようです。

うれしょんはどんな場面で起こるのか?

「うれしょん」は、子犬の嬉しい気持ちが高まって、嬉しすぎて自分でどうしようもなくなり興奮している時に見られます。

例えば、

  • 子犬の大好きな飼い主さんや家族が外出から帰って来た瞬間
  • 子犬の大好きな訪問者が家にやって来て声をかけてきてくれた瞬間
  • 撫でられていることが嬉しくてたまらない時
  • 遊んでいて楽しくてテンションがあがり興奮している時

このような状況で、嬉しくて嬉しくてはしゃいでいる時に、その興奮状態の中で「うれしょん」が起こるのです。

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子犬のうれしょんの理由

子犬がうれしょんをする理由には、厳密には二通りのものがあるようです。

二通りの理由は混同されがちですが、ここでは分けて理由ごとに整理してみましょう。

まず一つ目の理由はまさしく「興奮」によるもので、子犬の「うれしょん」のほとんどの理由はこちらだと思われます。

上の項目でも書いたように、遊んでいる最中や大好きな人に接触した時に、心の中が嬉しさや楽しさなどの気持ちでいっぱいになり、高揚感でその興奮が抑えられなくなります。

その時に、まだ十分に発達していない膀胱括約筋が緩むことが理由で「うれしょん」というお漏らし現象が見られます。

これは性格の影響もあり、興奮しやすかったり甘えん坊な子や気弱な子によくあります。

しかしこの理由によるものは、成長と共に子犬特有の興奮も落ち着いてくることと、膀胱括約筋が発達しておしっこのコントロールができるようになって来ることで、自然と見られなくなることが多いのです。

ただ、成長しても精神的に不安定なことや飼い主さんに依存する気持ちが強すぎたりすることが理由で、「うれしょん」がそのまま続いていくことがあります。

もう一つの理由は「服従」によるものです。

犬は本能的に自分より強いと認めた相手に対して、攻撃されることを避け自分が弱い存在であることをアピールする為に、仰向けになってお腹を出しおしっこを少し漏らして見せるという行動を取ることがあるそうです。

これは子犬が母親の前でする甘えの行動が基本となっているようですが、相手への降参や服従を意味したものです。

こちらの理由の場合は、嬉しさでいっぱいの興奮でお漏らししてしまう「うれしょん」とは少しニュアンスが違い、子犬特有というよりも、成犬になっても続いている「うれしょん」の方がこの理由であることが多いようです。

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うれしょん対策としつけ

「うれしょん」は、子犬の興奮状態から起こる現象であり自然なものなので、「うれしょん」をさせないしつけというより、興奮を鎮め落ち着かせることができるようなしつけをすることで防止していきます。

大切になるのは、飼い主さん側で「うれしょん」をしてしまうような状況を作らないようにするということです。

子犬の膀胱が未熟であり排尿のコントロールがうまくできないことも理由になるので、「うれしょん」そのものはいずれ改善していくものとおおらかに考えて、厳しくしつけようとしたり決して責めたり叱ったりしないで下さい。

もし飼い主さんが外出から帰ってきた時に子犬が喜びのあまり興奮しているような様子があれば、その興奮が鎮まるまでは基本的に構わないようにする、というしつけをしましょう。

目が合うとはしゃいでしまうのなら、目を合わせないようにしながら落ち着くのを待ち、落ち着いたら静かに声をかけて構ってあげるようにして下さい。

いつもそのように一貫した対応でしつけを続けることで、子犬の方も、待っていれば構ってもらえることがわかるようになり、やたらと興奮してはしゃぐことも減ってくるようになります。

やがて待つことに慣れるようになれば「うれしょん」という現象も落ち着いてくるでしょう。

落ち着いて待つことができていればきちんと褒めて遊んであげて下さい。

また、子犬に行動の抑制ができるタイプのしつけをすることも、落ち着かせる為には有効です。

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「おすわり」や「待て」「ふせ」のしつけが完成していると、いつでもその指示ができるようになるので、興奮しそうな時に指示に集中させることによって、一瞬、子犬を冷静にさせ落ち着かせることが可能になります。

「ふせ」の姿勢では犬はおしっこができませんので、このしつけができるようになればうれしょんも防止できます。

飼い主さんが帰宅してすぐにこの指示をすれば、興奮していてもクールダウンができ指示に従って待てるようになるでしょう。

ハウスの中で待たせるというしつけも同様の効果があるものです。

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そしてもし「うれしょん」をしてしまっても、何事もなかったかのような対応で静かに片付けて下さい。

「うれしょん」は興奮することが理由で起こるので、できるだけ興奮させない環境を作り、興奮をすぐに鎮めることができるしつけをすることです。

もし成長しても「うれしょん」がおさまらず続いている場合には、その理由は服従である可能性があります。

いずれにしても指示に注目させて一旦クールダウンさせるしつけは効果的であり、「うれしょん」に繋がらない環境にしていくことが大事です。

外出時の「うれしょん」が問題となる場合は、事前に排尿を促しできるだけ膀胱内におしっこがないようにしておいて、店舗の中などでは、マナーバンドやパンツなどでひとまず乗り越えるようにすると安心できると思います。

 

まとめ

子犬の「うれしょん」は決して珍しいことではなく、その時期だけのものであることがほとんどで、それがあると困る場面の対応策だけできていれば、あまり気にされなくてもよいのではないかと思います。

興奮しやすいという理由も、排泄コントロールがうまくできなくてお漏らししやすいという理由も、子犬の頃は自然な姿であるとも言えるでしょう。

「うれしょん」そのものを治すしつけというのは基本的にはないと言われます。

飼い主さんがあまり神経質になって、「うれしょん」をやめさせようとしてしつけを焦り叱ったりすると、おしっこそのものが悪いことのように間違った覚え方をするかもしれません。

「うれしょん」は、それをやめさせるしつけというより、まずはそういう場面をできるだけ作らないという、飼い主さん側でできる配慮が必要です。

落ち着いてきて自然となくなる時期を待ちながら、興奮を鎮めて落ち着きを取り戻すようにコントロールできるような行動抑制のしつけを確実に進めていきましょう。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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