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大型犬の飼い主必見!トイレトレーのはみ出し防止法!

♦トイレのしつけ
この記事は約7分で読めます。

犬はきちんとトイレで排泄しているつもり。

でもおしっこがトイレトレーからはみ出してしまうのはよくあることで、ちょっと残念です。

特に大型犬は汚れる範囲も広くなりがちなので、こまめにお掃除をするのが大変です。

大型犬のトイレトレーからのはみ出しを防止する、何かいい方法はないものでしょうか?

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大型犬も室内トイレには慣れておいた方がよい

大型犬は体の大きさがある分、トイレも、小型犬のように室内の少しのスペースが確保できればすむというわけにはいきません。

大型犬の場合、室内トイレではなく、自宅の庭や散歩の時にというように、屋外での排泄が習慣づいていることも多いかもしれませんね。

 

しかし、普段はそれでよくても、台風などの悪天候で一歩も外に出られない時や、飼い主さんが病気やケガをして動けない時などは困るのではないでしょうか。

あるいは、犬が病気やケガで外に出られなくなったり、災害などで環境が大きく変わることもあるかもしれません。

日常とは異なる状況になった時のためにも、トイレトレーやシートに慣れておいた方が何かと便利で、犬にも不必要なストレスをかけずにすみます。

下のリンク先の記事は子犬のカテゴリーのものですが、室内で排泄できない時の影響などが書いてあるので、宜しければ参考にされて下さいね。

 

 

あらゆる場面を想定すると、普段は屋外派であっても、やはり室内での排泄にも慣れておいた方がベターです。

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トイレトレーからのはみ出しおしっこの原因は何?

大型犬が室内トイレを使用する場合、トイレトレーからおしっこがはみ出すのはどのような状況が考えられるのかを挙げてみました。

 

  • トイレトレーに体が全部乗っていないため、トレー以外の場所におしっこがはみ出している
  • おしっこの一回量が多く勢いも良すぎて、トイレトレーの周囲に多量に飛び散る
  • 一度おしっこした場所を避けて端っこの方にするので、トイレトレーから次のおしっこがはみ出している
  • オスの場合、たとえ足あげをしなくても斜め前方に角度が付くので、体の向きによってはトレーの外にはみ出してしまう

 

以上のようなことが、はみ出しおしっこの背景には見られるようです。

まとめると、トイレトレーからのはみ出しに繋がるのは次の2つの問題と思われます。

 

  • トイレトレーのサイズや形の問題
  • トイレの汚れの問題

 

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超大型犬はワイドサイズのトイレトレーも無理?

いわゆる超大型犬と呼ばれる犬種の、セントバーナード・グレートピレニーズ・ニューファンなどは、体重も40kg以上あるなどでかなり迫力のある体格です。

一般的に購入できる既製品のトイレトレーで、最大のものは、大抵スーパーワイドサイズのトイレシートがちょうど合うくらいです。

せいぜい90cm×60cmほどのXLサイズになります。

つまり、「市販のもので超大型犬に十分な大きさのサイズのトイレトレーはない」ということになります。

 

トイレトレーの広さは、体の2倍以上が理想です。

超大型犬では、かなりのスペース確保が必要になります。

体に合わない小さいトイレは、犬にとっては窮屈で使い心地が悪く、はみ出しおしっこだけでなく、室内での排泄そのものをしたがらなくなるという、根本的な失敗の原因に繋がってしまうことも。

超大型犬の場合は、その体格に合わせたスペースを確保して手作りするしかないかもしれません。

 

はみ出しおしっこの防止策

おしっこのはみ出しを防止する為の工夫を考えてみましょう。

 

  • 犬の体格に合わせたスペースを確保すること
  • トイレトレーを囲い付きにすること

 

おしっこのはみ出しを防止するポイントはこの2点です。

トイレトレーとなる手ごろな大きさのトレーがないのであれば、トレーの代わりに床のトイレスペースに防水シートを敷いて、その上にトイレシートを敷き詰めます。

犬用の防水マットを下敷きとして使っても良いのですが、人間の子供用おねしょパットや介護用防水シーツなどでも応用できると思います。

その周囲をプラスチックダンボールなどの手入れしやすい素材や、サークル用ワイヤーネットを応用して作成した囲いで囲みます。

そして、その囲いにもシートを装着しておきましょう。

そうすると、大きさも柔軟に犬に合わせて作れるので、スペースは必要ですが、体格に合ったちょうどいいトイレができると思います。

囲い付きは、既製品にもよく見かけるデザインにありますが、基本的に3方向を囲んでやるようにすると、体もその中におさまり、体ごとトレーからはみ出すことも少なくなって、犬がそのスペースの中をトイレとして認識するようになります。

大型犬の体高を考慮し、さらに外からも、犬が中にいることがわかる程度の高さで、飛び散りをガードできる囲いで囲ってあげると良いです。

 

大型犬の中には、3方向に囲いがあっても、開いている一方向からわざわざ前足を外に出して外を向き、下半身だけがトイレの上にかろうじてあるような恰好でおしっこをする犬もいるようです。

それがオスの場合だと、角度がつくのでおしっこは間違いなく前方に勢いよくはみ出して飛ぶことになるでしょう。

そういう場合は、その都度、前足をトイレトレーの上に乗るように、ゲートになるようなものでトレーの中に引っ込めてやり、外に出さないようにしながらその立ち位置を覚えさせ、慣らしてあげましょう。

またトレーの前の足元に、犬が足を出した時に踏んだらひやっとする感触の「タイル」を敷くなどで解決することもあるようです。

オスの場合は、おしっこが飛ぶ角度を考えると、トイレに頭から入った格好でおしっこしてくれた方が人間には都合は良いのは間違いないです。

しかし、そううまくはいかないので、たとえ犬がどちらを向いたとしても犬の身長がすっぽりおさまることが可能な幅、奥行きが必要ということになってきます。

スペースが狭いと、少し体の向きが変わったり動いたりしただけで、失敗を招いてしまうことになります。

 

念のため、トイレトレー周囲には、防水マットと古いバスタオルやタオル類を組み合わせて敷いておいても良いと思います。

そして、トイレシートは汚れたらまめに交換してあげて下さい。

大型犬の場合は、おしっこを一回しただけでもシートは汚染すると思います。

そして、犬もそこを避けてする傾向があるので、犬が気持ちよくシートを踏めるようにいつも清潔にしてあげて下さい。

 

いろいろ調べてみると、まさに発想の転換というような面白い方法もありました。

これは、かなり特殊な感じになってしまうのですが、もしどうしてもシートでのおしっこがうまくできない場合には、試してみてもよいかもしれません。

それは、猫砂を使うという方法です。

DIYコーナーなどで、大型犬に合わせた大きさの、トイレトレーの代わりに使えるようなプラスチックトレーを購入し、猫砂を敷くのです。

猫砂を敷いたトイレは吸収がよく、周囲への飛び散りもなくて、犬によってはちょうど屋外の感覚になるのか、抵抗なくなじむこともあるようです。

その場合も、やはり周辺3方向の囲いをします。

囲いは3方向「コの字」にすることが重要なポイントになります。

猫砂は、素材もいろいろなものがあり、猫ではなく犬に使うということで本来の使用目的と異なるので、注意点などは使用前に各自で調べて下さいね。

 

《大型犬用のトイレ》

やわらかプラダントイレ トイレトレー 国産 囲い 足上げ ペピイオリジナル

 

↑こちらの画像のトイレの大きさは、90cm×90cmの正方形になっているので奥行もあり、既製品では大きいサイズになります。

素材はプラスチックダンボールで、3方向囲い付き、軽量で柔らかくて掃除も楽だと思います。

超大型犬には無理かもしれませんが、介護の必要な大型犬などにも活用できるスペースになりそうなので、参考までにご覧ください。

まとめ

トイレトレーからのおしっこはみ出しトラブルは、大型犬に限らず小型犬にもよくあることなのです。

ただ、大型犬の場合は、おしっこが小型犬の比ではなく、はみ出しによる問題も大きくなるので、工夫は飼い主さん達も頑張ってされているようです。

はみ出しトラブルを防止するには、トイレトレーの大きさと囲いがポイントです。

大型犬以上の体格の犬については既製品でなく、その犬に合う大きさで作ってあげることが近道のように思います。

そしていつも気持ちよく使えるように、清潔できれいなトイレにしてあげて下さい。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

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